住宅の床材として広く使用されているフローリング。
年数が経つにつれて輝きを失い、くすんでしまっていませんか?そこで今回は、フローリングの輝きを取り戻すワックスがけの方法について、詳しくご紹介いたします。美しい仕上がりが手に入るコツやワザも登場しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
フローリングをワックスできれいにする方法について徹底解説!
フローリングにワックスをかけるメリットとは?
フローリングにワックスがけをする目的は、フローリングの美しさを保つためです。フローリングは木材でできているため、使用しているうちに床材がキズついたり、水分で傷んだりすることがあります。ワックスを塗ることによって、キズや水分から守ってくれる効果が期待できます。ほかにも、フローリングにワックスをかけるメリットは以下の通りです
【 メリット 】
l床にツヤツヤになって見栄えが良くなる
l汚れが付着しにくくなる
lダニなどの害虫も防ぐことができる
普段、掃除機やワイパーなどで掃除をしていても、ワックスがけとなると面倒に感じるかもしれません。しかし、ワックスをかけると嬉しい効果が多くありますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ワックスが塗れないフローリングの種類とは?
フローリングには色々な種類があり、どのワックスを塗っても良いとは限りません。ここで、ワックスを塗れないフローリングのタイプについて確認しておきましょう。
ワックスが塗れないフローリング ①無垢材
無垢材とは、天然の木をそのままスライスしただけの床材です。木目が美しく触り心地がよいことが特徴ですが、傷が付きやすく水分に弱いことがデメリットとなります。水を垂らすと浸み込んで床材が変色するため、ワックスの使用は不可となります。
なかでも、樹皮を剥いだだけで塗装をしていない「白木」は特にデリケートであるため、普段の掃除も乾拭きで行いましょう。ただし、無垢材や白木専用の製品も販売されていますので、汚れや傷から床材を保護したい方はチェックしてみてください。
ワックスが塗れないフローリング ②ノンワックスフローリング
ノンワックスフローリングとは、近年の新築物件に多く使われている、フローリングの上にUVコート膜が加工された床材です。ワックスを塗っても上手く密着せず、すぐに剥がれてしまうタイプのため、一般の方が塗ることは難しくなっています。
ノンワックスフローリングかどうかを判断するには、施工業者に確認をするか、フローリングに少しワックスを塗って密着テストをする必要があります。プロの施工業者であれば、ノンワックスフローリングにもワックスを塗るノウハウがありますので、相談してみましょう。
ワックスがけは下準備が大切
頑張ってワックスをかけても、髪の毛やホコリなどが入り込んでしまったら、残念な仕上がりになってしまいます。フリーリングに美しくワックスをかけるためには、しっかりと準備をすることが重要です。ここで、ワックスをかける前の下準備についてご紹介します。
物を移動させる
まず、家具などの動かせる物は、別の部屋に移動させておきましょう。もし、物を移動させる部屋が無い場合は、ワックスをかける部屋を半分に区切り、片側に物を移動させて片方ずつワックスをかけます。部屋は、フローリングの板目に沿ってマスキングテープで区切っておくと、作業がしやすくなりおすすめです。
乾いたゴミを掃除する
仕上がりを美しくするためにも、まずは髪の毛やホコリなど、乾いた汚れを取り除きましょう。ホコリが多い場合は、いきなり掃除機をかけると舞い上がってしまいます。まずはフロアワイパーを使ってホコリを集め、その後に掃除機で吸い取っていくとスムーズです。フロアワイパーも掃除機も、木目に対して直角や斜めにかけると継ぎ目にホコリが残ってしまうため、平行にかけるようにしましょう。
水拭きをして乾燥させる
水で濡らして固く絞った雑巾で、床の汚れを拭き取っていきましょう。ウェットタイプのフローリング用シートでもOKです。水拭きが終わったら、雑巾やシートを乾いたものに取り換えて乾拭きして、下準備は完了です。床がしっかり乾いたことを確認して、ワックスがけをスタートしましょう。
下準備が終わったら、ワックスがけに入っていきましょう。用意するものは以下となります。
【用意するもの】
lフロアワイパー
l毛羽立たないタオルまたはマイクロファイバークロス
l床材に合ったワックス
簡単に済ませたい場合は、フロアワイパーと一緒に使うシートタイプのもので構いません。本格的にワックスをかけたい場合は、液状タイプのワックスをおすすめします。床材に合わないワックスを使用すると、シミになってしまうといった失敗の原因になります。必ず、床材に合ったものを使用するようにしましょう。
フローリングにワックスをかける方法
動かせない重い家具など、ワックスが付いて欲しくない場所には、マスキングテープを貼って保護しておきましょう。マスキングテープは、ワックスが完全に乾いたあとに剥がします。
出入口から一番遠い、部屋の奥からかけ始めることがポイントです。
ワックスがけは部屋の奥からスタートして、扉へ向かって進めましょう。また、ワックスの量が多いと均一にかけられず、ムラになりやすくなります。かすれない程度に薄く塗るとムラになりにくいので、ワックスの量は少ないくらいが適量です。
ゴシゴシと力を入れてかけるのではなく、フローリングの板目に沿って1方向にすーっと軽くかけていきましょう。
かけ終わったら、しっかり床を乾燥させましょう。乾く前に水分をこぼしてしまうと、白い跡になって残ってしまうので注意が必要です。
乾燥後にもう一度ワックスをかけて仕上げます。ワックスは、1回だけでなく2回かけることによって、床を保護する効果が高まるためです。2回目のワックスが乾燥したら、完了となります。
ワックスがけに最適な日と頻度
ワックスがけを行う日は、仕上がりが美しくなる時期を選んで行いましょう。ここで、ワックスがけにおすすめのタイミングについてご紹介します。
ワックスをかけた後は、しっかりと乾かす必要があります。
晴れた日にワックスがけを行うと、乾きやすいのでおすすめです。逆に、雨の日や湿度が高い日、そして気温が低い日はワックスが乾きにくいため、避けた方が良いでしょう。
また、風の強い日はホコリなどが舞ってワックスに付き、そのまま固まってしまうので注意が必要です。梅雨が明けて、暑くなり始める時期がベストシーズンで、ワックスが乾きやすいので短時間で終えられます。
ワックスは、日常生活を送る中で少しずつ摩耗して劣化していきます。
「掃除機やフロアワイパーで掃除してもキレイにならない」「床がくすんできた気がする」といった場合は、ワックスがけを検討してみましょう。ワックスをかける頻度は、使用状況や床の状態によって異なりますが、3ヶ月が目安となります。
プロに依頼すればムラなくピカピカに
よりキレイな仕上がりを求めるなら、ハウスクリーニングのプロに依頼してみましょう。おそうじの専門家である業者に依頼すると、ムラのないきれいなワックスがけが期待できます。
ワックスは何度も塗り重ねるとくすみや剥がれの原因となりますが、プロの技術であれば古いワックスを汚れごと一気にリセットでき、くすんだ床も本来の明るさを取り戻すことが可能です。
また、ワックスより優れたフローリングのメンテナンス方法である「フロアコーティング」も依頼することができます。
フローリングの上に硬度の高いコーティング膜を塗布するフロアコーティングであれば、床のキレイな状態をなんと10~30年もキープ!ほかにも、滑り止め効果の高い種類などもあるため、室内でペットを飼っているご家庭にもおすすめです。
自身でワックスがけを行うと失敗のリスクもあるため、不安な方はハウスクリーニング業者でのワックスがけを依頼してみてはいかがでしょうか。
おそうじ本舗のサービスをご紹介
おそうじ本舗は、全国展開の大手ハウスクリーニング業者です。他社と比較しても、サービスの品質の高さ・コストパフォーマンス・実績数から安心感があります。
おそうじ本舗では、専用機材でしっかり洗浄した後にワックスを2回塗布して、フローリングに驚きの輝きを取り戻します。お客様のライフスタイルに合わせて、「エコワックス・抗菌ワックス・高耐久ワックス」の中から選べるのも魅力的です。
土日も対応可能でLINEで画像を送信して見積もりしてもらうこともでき、便利で利用しやすいと好評なので、ぜひおそうじ本舗をチェックしてみてはいかがでしょうか。
おそうじ本舗「大崎店」の特徴
おそうじ本舗「大崎店」は、掃除の技術や実績を競い合う、おそうじ本舗フランチャイズ全国大会で2年連続最優秀賞を受賞しています。
お客様の掃除に対する悩みに対して真摯に手助けし、お客様のニーズに合せたサービス提供を心がけていることが、この輝かしい受賞へと繋がりました。
清潔感と丁寧な対応を心がけ、お客様のことを第一に考えられる店舗として、高く評価されています。
「大崎店」では、フローリングのワックスがけ以外にも、家の中の清掃にかかわるサービスをすべて導入しています。
お客様のご自宅へ伺って清掃をするのはもちろん、電話による相談だけでも大歓迎です。おそうじ本舗「大崎店」は、スタッフの対応力や技術力の高さにも定評がありますので、分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、フローリングをワックスできれいにする方法についてご紹介しました。黒ずんでくすんだ床は、部屋全体の印象を暗くさせてしまいます。
床が光沢を取り戻すと、室内が見違えるほど明るくなったと感じるので、ワックスがけはとても重要です。おそうじ本舗では、オリジナルの洗剤・機材を使用してプロ品質のサービスをご提供いたします。ワックスの塗り方が難しく、ムラになってしまうことが不安であれば、専門業者を頼ってみましょう。