春の衣替え前に!洗濯機のカビ・汚れをリセットする方法

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毎日のように出る洗濯物を洗ってキレイにしてくれる洗濯機。しかし、実は洗濯機にはカビや汚れがたまりやすいという事実をご存じでしょうか?
特に、洗濯槽内にはカビや汚れがびっしり付いていることも珍しくはありません。
そこで今回は、洗濯機のカビや汚れをリセットする洗濯機掃除の方法をご紹介します。
冬の衣類から春夏物へ衣替えするタイミングで、洗濯機のカビや汚れを徹底的に落とし、清潔な洗濯機で気持ちよく新しい季節を迎えましょう。
春の時期に気になる花粉症と、洗濯機のカビ・汚れの関係性についても触れていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
 

洗濯機が汚れる主な原因は?

まずは、洗濯機が汚れる主な原因についてチェックしていきましょう。

洗濯機が汚れる主な原因として考えられるのは以下のポイントです。


  • 洗剤カスの蓄積 - 洗剤を適量以上に使用して洗剤が溶け残った状態だと、洗濯槽内に洗剤カスが蓄積しやすくなります。このカスは、カビや菌の繁殖を助ける栄養源となってしまいます。

  • 湿気の多い環境 - 洗濯機内部は水を利用する特性上、湿気が非常に溜まりやすい環境です。特に洗濯後は水滴が残りやすく、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

  • 衣類からの汚れ - 衣類に付着している汗や皮脂などが洗濯中に洗濯槽内に移り、それが蓄積して汚れの原因となります。

  • 水道水中のミネラル成分 - 水道水に含まれるミネラル成分が洗濯槽内に蓄積し、汚れを引き起こすケースもあります。


これらの原因を防ぐために、適量の洗剤使用や洗濯後のフタ開放による乾燥などを心がけるとともに、適切な洗濯機清掃を実施しましょう。

洗濯機のカビ・汚れと花粉症の関係は?

洗濯機のカビや汚れは、花粉症と密接に関係があります。

 

洗濯機内部にカビや汚れがあると、それらが衣類に付着し、花粉症といったアレルギー反応を引き起こす要因となり得るため、注意が必要です。

また、洗濯機内で繁殖したカビは、衣類に付着するだけでなく、室内環境に影響を及ぼします。

カビの胞子は非常に小さく空気中を浮遊しやすいため、呼吸によって体内に取り込まれる性質があります。

カビの胞子が空気中に舞うことで、鼻炎やくしゃみ、目のかゆみなど、花粉症の症状を悪化させるケースも少なくありません。

さらに、花粉症の季節は湿度が高くなることが多く、洗濯機の内部が湿った状態だと、カビが繁殖しやすくなります。

 

このように、洗濯機のカビや汚れは、花粉症患者にとってアレルギー症状を悪化させる可能性もあるため、定期的な洗濯槽クリーニングによる対策が重要です。

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衣替えのタイミングで洗濯機のカビや汚れを落とすメリット

衣替え時には、衣類だけでなく洗濯機も同時にケアすることで、次シーズンも快適かつ清潔な状態で過ごせるようになります。

衣替えのタイミングで洗濯機のカビや汚れを落とすことには、以下のようなメリットがあります。

衣替え時の収納対策

衣替え前に衣類を洗濯する際、洗濯機が清潔でないと、皮脂や汗汚れが完全に落ちず、収納後に黄ばみや虫食いの原因となる場合があります。

カビや汚れのない清潔な洗濯機で洗濯することで、衣類を長期間きれいに保ちやすくなります。

カビの繁殖防止

洗濯機は湿度が高く、カビが繁殖しやすい環境です。

特に春から夏にかけて気温や湿度が上昇するため、このタイミングで掃除を行うことで、カビの増殖を抑える効果があります。

黒カスの発生防止

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黒カビは、洗剤の溶け残りや衣類の汚れを栄養源として繁殖します。

洗濯機洗浄を行うことで、黒カスの発生を防ぎ、保管中の衣類トラブルを防ぐことができます。


衣類の悪臭防止

洗濯機の清潔さの維持は、衣類の悪臭予防においても効果的です。

洗濯機内のカビや汚れを放置すると、悪臭が発生し、それが衣類にも移る可能性があります。

特に長期保管する衣類では、次シーズンに取り出した際の不快感につながります。

洗濯効率の向上

洗濯槽が清潔であることで、洗剤や水が効果的に働き、汚れ落ちが向上します。

これにより、衣替え前後の「しまい洗い」や「出し洗い」がより効果的になるのがメリットです。

衣類の害虫対策

洗濯槽内のカビや汚れは、ダニといった害虫の温床となる可能性があります。

これを防ぐことで、収納中の虫食いや害虫被害を抑えやすくなります。

洗濯機のカビや汚れをリセットする方法

ここからは、洗濯機のカビや汚れをリセットする代表的な方法をチェックしていきましょう。

洗濯機のカビを落とす方法

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洗濯機のカビを落とす際は、酸素系漂白剤または塩素系クリーナーを使用するのが一般的です。


【酸素系漂白剤を使用する方法】


  1. お湯を準備 - 洗濯槽に40〜50℃程度のお湯を満水まで入れます。

  2. 漂白剤を投入 - 酸素系漂白剤を投入します(10リットルあたり約100グラムが目安)。

  3. 数分間回す - 洗濯機を数分間回して漂白剤を均一に溶かします。

  4. つけ置き - 洗濯槽を停止し、2〜4時間ほど放置します。汚れがひどい場合は5時間程度つけ置きするのがおすすめです。

  5. 汚れの除去 - 浮いてきたカビや汚れをゴミすくいネットやハンガーネットで取り除きます。

  6. 通常運転で洗浄 - 通常の洗濯コースで1回運転して汚れを洗い流します。


【塩素系クリーナーを使用する方法】


  1. クリーナーを投入 - 塩素系洗濯槽クリーナーまたは衣類用塩素系漂白剤を直接洗濯槽に投入します。

  2. 洗濯コース選択 - 「槽洗浄コース」または「標準洗濯コース」を選び、運転を開始します。

  3. 糸くずフィルターの掃除 - 終了後、糸くずフィルターを取り外し、汚れやカビを洗い流します。フィルターは乾燥させて再度取り付けます。

 

洗濯機の汚れを落とす方法

洗濯機の汚れを落とす際は、酸素系漂白剤や過炭酸ナトリウム、重曹、クエン酸を使用するのが一般的です。


【酵素系漂白剤や過炭酸ナトリウムを使用する方法】

  1. 汚れをふやかす - 洗濯機に40〜50℃のお湯を満水まで溜めます。5分ほど回して汚れを柔らかくします。

  2. 洗剤で汚れを浮かす - 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を500〜600グラム程度、お湯の中に注ぎ入れます。15分ほど回して洗剤が隅々まで行き渡るようにします。

  3. つけ置き - 排水が始まる前に停止し、2〜5時間放置します。

  4. 汚れをすくい取る - つけ置き後、再度10分ほど回して浮いた汚れをネットで取り除きます。

 

【重曹とクエン酸を使用する方法】

  1. お湯を溜める - 洗濯槽にお湯を満水まで溜めます。温度は40℃前後が望ましいです。

  2. 重曹とクエン酸を入れる - 重曹とクエン酸を入れて洗いコースで回します。

  3. つけ置き - 最低でも5時間以上、長くて一晩ほど放置します。

  4. 汚れを取り除く - 浮いた汚れをすくい取り、再度洗濯機を回して、残った汚れを取り除きます。

 

洗濯機の各パーツの簡単お掃除方法

洗濯機の汚れが付きやすいパーツは、定期的に掃除してキレイな状態をキープしましょう。

ここからは、簡単な掃除方法をパーツ別に紹介します。
 

洗剤投入口

【必要な道具】

  • 歯ブラシ

  • ぬるま湯(40~50℃)

  • 浴室用洗剤または中性洗剤

  • 雑巾やキッチンペーパー

  • 綿棒


洗濯機の洗剤投入口の掃除方法は以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. 洗濯機を空にする - 洗濯物や水を完全に取り除き、電源を切ります。

  2. 投入口トレーを取り外す - 取扱説明書で確認したうえで、可能な機種は洗剤投入口を引き出し、分解できる部品は外します。

  3. ぬるま湯で汚れをふやかす - 洗剤投入口に100ml程度のぬるま湯を注ぎ、10~15分放置します。カビがある場合は40~50℃のお湯が有効です。

  4. 洗剤でこすり洗い - 浴室用洗剤を歯ブラシにつけ、洗剤カスや黒カビを取り除きます。手が届きにくい隙間は綿棒を使いましょう。

  5. すすぎと水拭き - ぬるま湯で洗剤を流し、雑巾やキッチンペーパーで水拭きします。洗剤残りは衣類が変色する原因になるため、十分にすすぎしましょう。

  6. 乾燥して装着 - 完全に乾かしてからトレーを戻します。

 

糸くずフィルター

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【必要な道具】


  • 歯ブラシ

  • ぬるま湯(45~50℃)

  • 中性洗剤

  • 浴室用洗剤


洗濯機の糸くずフィルターの掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. フィルターの取り外し - 洗濯機の説明書を確認し、糸くずフィルターを外します。

  2. ゴミの除去 - フィルター内の糸くずやホコリを取り除きます。

  3. 歯ブラシ洗い - 中性洗剤を付けた歯ブラシで網目部分を丁寧にこすり、掃除します。

  4. 酸素系漂白剤つけ置き - カビがある場合は、45〜50℃のぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分間つけおき後、洗い流して完全に乾燥させます。

  5. 洗濯機側の清掃 - フィルターを外した部分に浴室用洗剤をスプレーし、歯ブラシで溝の汚れを除去します。

 

ゴムパッキン

【必要な道具】

  • ゴム手袋

  • 雑巾

  • 歯ブラシ

  • 中性洗剤・カビ取り剤

  • キッチンペーパー


洗濯機のゴムパッキンの掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. ホコリ除去 - 乾いた雑巾で表面を拭き、歯ブラシでゴムパッキンの中に溜まったホコリをかき出します。

  2. 洗剤・漂白剤の塗布 - カビ部分に中性洗剤またはカビ取り剤を付け、キッチンペーパーを貼って湿らせた状態で15~30分放置します。

  3. 洗い流し - 水拭きで洗剤を除去したあと、洗濯機のすすぎ運転で最終洗浄します。

  

洗濯パン(防水パン)

【必要な道具】

  • フローリングワイパー

  • 針金ハンガー

  • ストッキング

  • 中性洗剤


洗濯機の洗濯パンの掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. ホコリ除去 - フローリングワイパーを洗濯機の下に差し込み、ホコリやゴミを拭きます。

  2. 狭い隙間の清掃 - 針金ハンガーに布とストッキングを巻き、静電気でホコリを吸着し、狭い隙間からゴミを取り除きます。

  3. 中性洗剤で拭き掃除 - 布を水で濡らし、中性洗剤を含めて洗濯パン全体を拭き上げます。


排水口

【必要な道具】

  • 歯ブラシ

  • 洗剤

  • パイプクリーナー


洗濯機の排水口の掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】

  1. 歯ブラシでこすり取る - 水や洗剤をつけて、こびりついたゴミを歯ブラシでこすり取ります。

  2. パイプクリーナーで洗い流す - 排水口に液体パイプクリーナーを注ぎ、約30分間放置後、洗い流します。

 

今日からできる!洗濯機のカビ・汚れの予防法

洗濯機のカビや汚れを予防するために、今日から実践できる具体的な方法を紹介します。

簡単にできる対策を選びましたので、ぜひご家庭で試してみてください。
 

①フタは開けておく

洗濯機の中は常に水分で濡れた状態になっているため、フタを閉めたままにしておくと、カビが繁殖しやすくなります。

洗濯機のフタは、洗濯のとき以外は開けるようにして、乾燥させておきましょう。

②洗剤の使用量を守る

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洗剤の使用量を守りましょう。洗剤が多すぎると溶け残り、せっけんカスとなって汚れの原因になります。
また、余分な洗剤はカビの栄養源となり、カビが繁殖してしまう恐れもあるので注意が必要です。
洗剤のパッケージに記載されている使用量の目安を確認して、規定の量を守るようにしてください。

③洗濯後は洗濯物をすぐに干す

洗濯物をぬれた状態で置いておくと、雑菌やカビが発生してしまいます。
洗濯物は、洗濯が完了したらすぐに干す習慣をつけましょう。
すぐに干せない場合は、洗濯機の中で放置するのではなく、洗濯物をカゴなどに移し、洗濯機のフタを開けて内部を乾燥させてください。
 

④洗濯機は洗濯カゴとして使用しない

洗濯機のカビを防ぐためにも、洗濯カゴのように衣類を入れたままにしておくのは避けた方がよいでしょう。
洗濯前の衣類を洗濯機の中にためていると、湿気がこもるだけでなく、衣類に付着している汚れがエサとなり、カビが生えやすくなってしまいます。
洗濯機を使用する直前まで洗濯物は中に入れず、ランドリー用のカゴを使用するようにしましょう。

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット3つ

ご家庭での掃除では対処しきれないほど洗濯機のカビ・汚れがひどい場合は、プロの手を借りるのも一つの方法です。
ここからは、洗濯機清掃をプロに依頼するメリットを3つ紹介します。
 

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット①洗浄効果の差

市販クリーナーの限界には限界があり、表面の軽度な汚れは除去可能であっても、洗濯槽の裏側やパルセーター(底のカバー)に付着した黒カビ・洗剤カスは完全に除去できません。
一方、プロの業者であれば、専門器材を使った分解洗浄で徹底的に丸洗いしてくれます。
高圧洗浄やプロ用洗剤を活用し、「目に見えない部分」の汚れまで根こそぎ除去可能です。
自分で掃除しても洗濯機のカビ・汚れが収まらなければ、洗濯機クリーニングを扱っている専門業者への依頼を検討しましょう。
 

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット②安全な作業実施

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自力での洗濯機分解は、部品破損や組み立てミスの危険性が高く、修理費用が発生する恐れもあります。
業者に依頼した場合は、洗濯機の構造を熟知したプロのスタッフが分解作業を行うため、故障リスクを最小限に抑えられるのがメリットです。
防水処理や電気系統への配慮も万全で、部品破損や事故のリスクも回避できます。
 

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット③有益なアドバイスの提供

業者に洗濯機クリーニングを依頼した場合には、洗濯機の適切なメンテナンス方法についてアドバイスを受けられるのも嬉しいポイントです。
例えば、洗剤の使い方や運転頻度、適切なお手入れのポイントなど、今後の汚れ予防に役立つ専門知識を得られます。
 
 

業界最大手「おそうじ本舗」の洗濯機掃除サービスをご紹介!

業界No.1の店舗数を誇る「おそうじ本舗」であれば、卓越した技術と専用機材で、洗濯機のカビや汚れを徹底的に洗浄できます。
おそうじ本舗の洗濯機クリーニングは、除菌率99.9%以上のオリジナル洗剤を採用し、目に見えない汚れまでしっかり除去するのが特徴です。
対応している業者が少ないドラム式洗濯機の分解洗浄に対応しているのも注目ポイント。
この分解洗浄を利用すれば、洗濯機を分解したうえでパーツごとに細かな部分まで丁寧に洗い上げます。
洗濯パンや排水口の汚れもクリーニングにするオプションも用意しているので、隅々まで美しくしたい方にもおすすめです。
技術力の高いプロのサービスマンが、あらゆる洗濯機のクリーニングに対応しますので、まずはぜひ無料見積もりからご利用ください。
 

まとめ

カビや雑菌が繁殖しやすい環境の洗濯機には、見た目以上に汚れがたまっています。
日頃のお手入れにプラスして、衣替えするタイミングで洗濯機のカビや汚れを落とし、洗濯物の清潔を保ちましょう。
「1年以上お掃除していない」「お掃除する時間が無い」という場合は、プロの洗濯機掃除サービスを取り入れて、汚れをリセットするのもおすすめです。
業界トップクラスの事業規模を誇るおそうじ本舗では、洗濯機掃除においても高度な技術を提供しています。まずは一度お気軽にご相談ください。
 
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