プロのレンジフードクリーニングを活用するメリットや相場!  簡単にできるキレイをキープする方法も紹介!

食品の油や臭いを含んだ蒸気を吸い込み、換気してくれるレンジフードは、毎日稼働してベトベトに汚れがち。しかしコンロはこまめに掃除しても、頭上のレンジフードは「気がついた時に拭く」、 「大掃除の時だけ」、「引っ越してから全く掃除していない」という人も多いのではないでしょうか。

しかし、レンジフードは汚れが溜まりやすく、放置すると異臭や故障の原因にもなりかねません。また、レンジフードは複雑な構造をしているため、しつこい汚れの掃除はプロに任せるのがおすすめです。プロに任せるメリットと相場、併せて普段からできる汚れをため込まない方法も紹介します。

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レンジフードの汚れの正体は?

レンジフード汚れの正体は、主に「油」と「埃」です。油汚れにキッチンの埃が付着し、温められたり冷めたりを繰り返すうちに樹脂化し、落としにくい固着汚れになります。「最近吸い込みが悪くなった」、「異臭がする」という時は、レンジフード内部の奥にも汚れが固着し、不具合を起こしている可能性があります。

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頑固な汚れは、業者による
レンジフードクリーニングがおすすめ


レンジフードは構造が複雑です。
しかも重量があり頭上に取り付けられているので、自分で掃除するには次のような危険やデメリットが伴います。
・作業中の転倒や落下、外した部品の落下で怪我をする危険。
・本体の奥までこびりついた汚れを除去するには専用の道具や技術が必要。
・時間と労力をかけた割にきれいにならない。

一方、業者に依頼するメリットは次の通りです。
・レンジフードの汚れに強い洗剤や道具を持参してくれる。
・汚れの飛散防止の養生もしっかり行ってくれる。
・自分では取り外し不可能なパーツや手の届きにくい所まできれいにしてくれる。
・プロの技術と道具で、短時間で、購入時に近い状態まで汚れをリセットしてくれる。

費用対効果、そして何より安全性を考慮すると、レンジフードの大掃除はプロに頼むのがベストでしょう。


相場と時間の目安

レンジフードクリーニングは一般的には13,500円前後に設定されています。 作業時間の目安はだいたい2~3 時間です。

レンジフードクリーニングを依頼するタイミングや時期

業者の繁忙期は予約が取りにくく、料金も加算されがちです。そのため、年末大掃除の時期、引っ越しが増える2~3月は避けるのが無難です。
汚れの落としやすさという観点では、油が凝固しやすい冬場ではなく、春~夏がおすすめです。

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レンジフードのキレイを保つ普段のお手入れ

汚れがリセットされたピカピカのレンジフード、気持ちいいですよね。その状態をキープするためには、普段のお手入れが大事。簡単にできるお手入れ方法を「毎日」と「月に1度」の2段階で紹介します。

毎日のちょこっと掃除で汚れを溜めない

調理後にレンジ周りを拭く時に、レンジフードもささっと拭きましょう。油汚れは調理後すぐの温かいうちなら、お湯で絞った布巾でも簡単に落とせます。気になる場合はレンジ周り用スプレーや、油汚れに強いアルコール成分のスプレーで、本体周辺やフィルター周りをさっと拭きとりましょう。 これだけでも汚れの蓄積をブロックし、大掃除の頻度を減らせます。

月に 1 度のしっかり掃除-フィルターとファン、本体のお手入れ

レンジフードのファンの形状は「シロッコファン」と、昔ながらの「プロペラファン」の2つが主流です。
今回は「シロッコファン」タイプのお手入れ方法に絞って紹介します。

〈準備するもの〉
・新聞紙
・重曹
・水
・ゴミ袋
・ゴム手袋
・使い古しの歯ブラシ
・キッチンペーパー
・ラップ

〈下準備〉
・床やレンジ台の上に、汚れ防止のための新聞紙を敷く。
フィルターとシロッコファンを外す。
※パーツの取り外し方はメーカーによって異なるため、説明書に従ってください。

・レンジフードの電源を切り、電源プラグを抜いておく。
・重曹溶液を作っておく(パーツが浸かるよう1~2L)
作り方:沸かした湯1L に対し、50~60g 程度の重層を溶かして冷ます。
※アルミ製の鍋ややかんは重曹で変色するので、アルミ以外の材質のものを使用しましょう。
※沸騰した湯に重曹を入れるとシュワっと吹くことがあるので、注意しましょう。

〈お手入れ方法〉
1 ゴミ袋に外したフィルター、ファン、ネジなどの部品を入れ、重曹溶液を注ぎ入れる。
※部品が入る衣装ケースなどにゴミ袋をセットして使ってもよいです。
浸け置き時間の目安は1~2時間ですが、汚れがしつこい場合は時間や溶液の量を調整してください。
2 古歯ブラシなどで、柔らかくなった汚れをこすり落とす。
3 お湯で汚れを洗い流す。
※冷水を使うと汚れが再凝固するので、必ずお湯で洗います。
4 各部品の水気をよく拭きとり、レンジフードに取り付ける。
5 本体の外側や手の届く内側部分も、溶液を含ませて絞った布でよく拭く。固着しかけた汚れには、ラップパックがおすすめ。溶液を浸したキッチンペーパーを汚れが気になる部分に張り付け、上からラップを張り付けて10~15 分ほど放置し、水拭きと乾拭きで仕上げる。

まとめ

レンジフードをきれいに使うためには、年に一回のプロによる掃除と、普段のこまめなお手入れの二本立てが効果的です。無理な方法は怪我や破損につながるので、安全で快適に使用するためにも、プロの力を借りましょう。
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