しばらく使っていなかったエアコンをつけた時、ホコリっぽいなんともいえない臭いに顔をしかめてしまったことありませんか?
また1,2年もすると、カビやタバコ、食べ物の臭いなどが混ざった嫌な臭いがしてしまうこともあるでしょう。
そこで、今回は「エアコンからするあの臭いの正体」についてお話したいと思います。
エアコンの臭いの正体
ーエアコン内部のホコリー
エアコンからする臭いの正体の1つ目は、エアコンフィルターについたホコリです。
エアコンのフィルター掃除をされたことはありますか?
天井埋め込み型や天井近くにとりつけられているエアコンのフィルター掃除は大変ですが、ホコリを取り除くとエアコンの臭いをとるのに効果があります。
まずは、フィルターを取り外す前に掃除機で軽く吸い取ってからフィルターを外し、水洗いしてみてください。
ちなみに濡れたままフィルターを戻すとカビの原因となりますので、しっかりと乾かしてから戻しましょう。
エアコンの臭いの正体
ーエアコン内部のカビ・雑菌ー
その次に考えられるエアコンの臭いの正体は、エアコン内部にまで入り込んだカビや雑菌の臭いです。
もし、臭いが気になりだしてそれほど日数が経っていないのであれば、部屋の窓を全開にして換気をしながら、エアコンの最低温度で1時間以上つけっぱなしにしてみましょう。
エアコンからの臭いが、ましになることがあります。
これは、エアコン内部に結露を起こさせて、その結露した水でエアコン内部のカビや雑菌を洗い流す方法です。そのあと2時間ほど送風モードにして、しっかりと内部を乾かさないといけません。
あくまで応急処置的なものとして、知っておくと便利でしょう。
ただし、臭いが気になりだしてからかなり日数が経っている場合は、カビがエアコン内部一面に広がってしまっていますので、熱交換器の裏側までしっかりと洗浄しないと、臭いが広がり続けることになります。
エアコンの臭いの正体
ー室内の生活臭ー
3つ目のエアコンの臭いの正体は、実は部屋の中の臭いが凝縮されたものなのです。
熱交換器は、室内の臭いを吸収してしまいます。エアコンをつけると、一度吸収したその臭いが再び室内に拡散されてしまうので、いくらエアコンのカビやホコリに気をつけても防ぎようがありません。
例えば、使用頻度の高いリビングにあるエアコンの臭いが一番気になりませんか?
キッチンが近いため、油や食べ物の臭いなどがエアコンの内部にまで染み付いているからです。
また、ペットを飼育している場合はペットの臭いがエアコン内部に染み付いています。
この場合、フィルター掃除はもちろんのこと、アルミフィン・シロッコファンを洗浄するだけでは、臭いはとれません。
エアコンを分解して、熱交換器の裏側まで洗浄する必要があります。
一般的なエアコンクリーニング業者ですと、シロッコファンの洗浄で終わることがあります。その場合は、1ヶ月もすると臭いが復活してくることがありますので、業者選びは慎重にしてくださいね。
エアコンの臭いの正体
ー室外機ー
このほか、ドレンホースの出口が臭いの原因の場合があります。この場合は、室外機の周りを清掃しましょう。
また、砂ボコリの目詰まりは、エアコンの消費電力の増加やエアコン故障の原因にもつながりますので、室外機も綺麗にしておきましょう。
まとめ
エアコン内部についたホコリ・カビの臭いと、室内の臭いを吸い込んでエアコン内部に染み付いてしまった臭いが、エアコンからする臭いの主な正体です。
年1回、エアコンシーズンが始まる前に、エアコンのフィルターからエアコン内部の熱交換器の裏側までしっかり洗浄していると、気持ちよく過ごせるでしょう。
カビが広がる前に、そして熱交換器にまで室内の臭いが染み付く前に、早めにエアコンクリーニングしておくことを、おすすめします。
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