お掃除機能が付いたエアコンは掃除しなくていい?

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エアコン掃除がいらなくなるらしいから、少しお高いけれどお掃除機能付きエアコンを購入したという人も多いでしょう。

 

実は、エアコンクリーニング業者をしていると、「お掃除機能付きエアコンなんですけど、なぜだかかび臭いんです」とお問い合わせを頂くことがよくあります。

 

そこで今回は「お掃除機能が付いたエアコンは掃除しなくていい?」という疑問へのお答えと、その対処法をお伝えします。

お掃除機能付きエアコンって、掃除しなくていい?


結論からいいますと、お掃除機能付きエアコンも「掃除が必要」です。



実は、ほとんどのお掃除機能付きエアコンとは、「フィルターが自動で掃除される」だけのことです。

従来型のエアコンであれば、月に1〜2回はフィルターを外して、ホコリを洗い流す作業が必要でした。

それが、お掃除機能付きエアコンでは、フィルター表面についたホコリが自動的に「ダストボックス」に集められるので、フィルターのお掃除が不要というだけなんです。

そして、ダストボックスにたまったホコリはもちろん自動でゴミ箱に捨てるなんてことはできませんので、手動でダストボックスを取り出してホコリを捨てる作業が必要となるのです。

このことをご存知ではなく、ダストボックスのホコリを一度も取り除いたことがないとおっしゃられるお客様も珍しくありません。

また当然ですが、フィルターを通り越してエアコン内部にまで入り込んだホコリは、自動では掃除できず、たまり続けてしまいます。

お掃除機能付きエアコンでも掃除が必要なところは?


では次に、お掃除機能付きエアコンでは、どのようなお手入れが必要なのか、掃除をすべき箇所について説明します。

エアコン内部にある熱交換器には、吸い込んだ空気に混じった油汚れやカビの胞子などがくっついてしまいます。

最上位のお掃除機能付きエアコンには、熱交換器からでる結露水を使ってエアコン内部を自動で洗浄できる機種もでてきました。

確かにエアコンクリーニングの頻度は減らせるですが、奥にまで入り込んでしまったしつこいカビや、室内から染み付いた臭いは、やはり人の手で熱交換器の裏側まで徹底的にクリーニングしないと、取りきれません。

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お掃除機能付きエアコンのクリーニングの頻度と対処方法は?


カビや臭いに悩まされずに快適に暮らそうと思えば、お掃除機能付きエアコンであっても、お掃除機能がついていないエアコンのクリーニングの頻度と同じくらい、1〜2年に1回は必要でしょう。

お掃除機能付きエアコン内部でも徐々にホコリ・カビがたまっていきますし、リビングに設置しているエアコンであれば、油汚れもかなり見られるはずです。

最上位機種の結露水で内部を洗い流して掃除するタイプのエアコンでも、こびりついた汚れをすみずみまで自動で洗い流すことはできません。

さらにカビがついてしまえば、奥のほうにまで胞子が飛んでしまいますので、分解して洗浄しなければ、取り除くことはできません。

ちなみに、エアコンを分解して洗浄してもらうときには、業者選びが大切になってきます。
実は、エアコンは分解して掃除することを想定して作られていませんので、普通の業者ではエアコンを分解して徹底的に洗浄することができません。

お掃除機能付きエアコンの掃除を依頼するときには、 必ず「お掃除機能付きエアコンを分解して洗浄できますか?」と質問するようにしましょう。



まとめ


お掃除機能付きエアコンは、フィルター表面についたホコリが自動でとれるだけですので、ダストボックスのホコリを捨てる作業がいりますし、定期的にエアコン内部に入り込んだホコリやカビ・油汚れを専門の業者にクリーニングしてもらう必要があります。

ちなみに、おそうじ本舗では、新型エアコンがでたらすべて取り寄せて分解し、掃除のノウハウを全社で共有して日々技術を磨いていますので、あらゆる機種に対応できます。

もし、エアコン掃除で気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。


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