エアコンクリーニングの「完全分解洗浄」とは?「分解洗浄」との違いも徹底解説!

エアコンクリーニングを行う場合、「完全分解洗浄」と「分解洗浄」があります。
この2つには、一体どのような違いがあるのでしょうか?
どちらもエアコンを分解して洗浄すること自体に違いはありませんが、どこまで分解するかに違いがあります。
完全分解洗浄では、通常のクリーニングでは分解しないドレンパンや送風ファンまで完全に分解するため、隅々まで洗浄できる点がメリットです。
今回は、エアコンの完全分解洗浄について、詳しくご紹介します。

エアコンクリーニングにおける「分解洗浄」と「完全分解洗浄」の違い

エアコンクリーニングの基本的な手順は、「分解洗浄」「完全分解洗浄」どちらも同じ流れです。
ただし、分解洗浄と完全分解洗浄では、分解・組み立てを行うパーツが異なります。
ここから、分解洗浄と完全分解洗浄の違いについて解説します。

分解洗浄

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分解洗浄とは、内部部品を取り付けたまま洗浄する方法です。
エアコンクリーニングと言えば、一般的にこの分解洗浄が行われる場合が多くなっています。
本体カバーやルーバー、フィルターのみ分解を行うので、ドレンパンと送風ファンは取り付けたまま、エアコン専用の高圧洗浄機で丸ごと洗浄します。
この方法でも大体の汚れは落ちますが、各パーツの細部の汚れまでは落としきれません。

完全分解洗浄

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完全分解洗浄は、本体カバー・ルーバー・フィルターの他に、ドレンパンや送風ファンも取り外して、それぞれのパーツごとに洗浄を行います。
分解することで各パーツの隅々まで洗浄できるため、ニオイの元となるエアコン内部の汚れやカビを細部までしっかり洗浄することができます。
分解洗浄ではできない送風ファン・熱交換器の裏のクリーニングも可能なため、まるで新品のように綺麗になるのことが特徴です。

完全分解洗浄のメリット・デメリット

エアコンクリーニングで完全分解洗浄を依頼する際には、メリットとデメリットの両方を把握しておくとよいでしょう。
ここから、完全分解洗浄のメリット・デメリットについてご紹介します。

完全分解洗浄のメリット

①洗浄残しがほぼない
完全分解洗浄は各パーツを分解して洗浄するので、洗浄残しがほぼありません。
ドレンパンと送風ファンを取り外すことでエアコン内部の裏側がむき出しになるため、通常のクリーニングでは掃除しにくい裏側まで綺麗に洗浄できます。
よって、エアコン内部を徹底的に掃除したい場合は、完全分解洗浄をおすすめします。

②エアコン破損の可能性が低い
完全分解洗浄は壁掛けの分解洗浄と比較して、エアコン部品を破損する可能性が低いというメリットがあります。
分解洗浄ではエアコンを壁に設置したまま、高圧洗浄機を噴きかけて洗浄していきます。
その際、水圧によってエアコンに衝撃が加わり、部品破損につながるケースもあります。
一方、完全分解洗浄では一つずつ部品を取り外して丁寧に洗浄するため、破損の心配がなく部品に傷が付くこともなく綺麗にすることが可能です。

③クリーニング効果が長持ちする
完全分解洗浄では、エアコンを分解して一つずつ部品を洗浄するため、クリーニングの効果を長持ちさせることができます。
クリーニング料金は分解洗浄と比べると高くなりますが、その分長く効果を持続させることができるため、コスパは良いと言えるでしょう。
本体をまるごと綺麗にすることでエアコン性能も向上するため、電気代を抑えることも期待できます。

完全分解洗浄のデメリット

①作業時間が長い
完全分解洗浄は、通常のエアコンクリーニングより分解・組み立てするパーツが多いので、作業時間が長くなります。
また、専用工場に持ち帰ってエアコンの部品をすべて分解して洗浄を行う場合、エアコンが返ってくるまである程度の期間がかかってしまいます。
そのため真夏や真冬など、エアコン必須の時期に完全分解洗浄を依頼するのはあまりおすすめできません。

②対応できる業者が多くはない
エアコンの完全分解洗浄を対応できる業者は、それほど多くありません。
パーツの完全分解から洗浄、組み立てと設置の全て行える技術と知識を持っていなければ、このサービスを受け持つことはできないのです。
業者に依頼する際には、完全分解洗浄に対応できるかどうか、事前に確認しておきましょう。

エアコンクリーニングを自分でしてはいけない理由とは?

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エアコンクリーニングは、自分で行わずに専門の業者に依頼しましょう。
分解はできても元に戻せないケースもあるので、専門知識がないのであれば、自分で分解しない方がよいでしょう。

また、洗浄中に部品に水や薬剤がかかると故障につながり、修理や買い替えが必要になることもあります。
さらに最悪の場合は、トラッキング現象によって発火してしまい火災になることも!

故障や事故を防ぐためにも、エアコンクリーニングはプロに任せると安心ですね。

エアコンの完全分解洗浄を依頼するときのポイント

エアコンの完全分解洗浄を業者に依頼する際には、以下の2点に注意しておきましょう。

依頼する時期に注意

エアコンクリーニングを依頼する季節には注意が必要です。
エアコンクリーニングをしている間は、当然エアコンを使用することができません。
よって、真夏や真冬などエアコンが必須な時期は避けた方がよいでしょう。
また、繁忙期は希望日時の予約を取りにくいことがあります。
6月中旬~8月上旬は、エアコンクリーニングの依頼が多い繁忙期です。
11月中旬~12月下旬は年末の大掃除で、ハウスクリーニング全体の繁忙期となっています。
一方、1月~5月頃、8月後半~11月前半の閑散期は予約が取りやすく、繁忙期より安い価格で対応してくれる業者が増えるのでおすすめと言えます。

完全分解洗浄の所要時間を考慮する

エアコンの分解や洗浄にかかる作業時間は2~3時間程度ですが、業者によって差があります。
完全分解を行って一つ一つのパーツを洗浄していくため、時間がかかることを考慮しておきましょう。
分解したパーツの取り付けや乾燥時間も入れると、時間に余裕を持っておくことをおすすめします。

エアコンクリーニングが必要な理由

ここから、なぜエアコンクリーニングが必要なのかについて解説します。

ホコリなど汚れが溜まりやすい

エアコンは室内の空気を吸い込み、温度を調整して放出しています。
その際、空気中のホコリも一緒に吸い込んでしまうことが多く、エアコン内部にはホコリなどの汚れが溜まりやすくなっています。
エアコン内部の清潔を保つためには、エアコンクリーニングが欠かせないのです。

エアコン内部はカビが増殖しやすい

エアコン内部は高温で高湿度のため、カビが繁殖しやすい条件が揃っています。
特に、梅雨~夏にかけては、最もカビが増殖しやすい時期です。
エアコン内部のカビを綺麗に除去するには、プロによるエアコンクリーニングが必要となります。
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汚れが溜まるとエアコン運転効率が下がる

エアコン内部に汚れが溜まると、エアコンの空気を吸い込む力も、空気を吹き出す力も弱くなります。
そうなるとエアコンの運転効率が下がり、部屋が冷えにくく暖まりにくくなって、余計な電力の消費が増えてしまいます。
電気代が高くなる可能性もあるため、汚れは溜めないようにしましょう。

エアコンの汚れた風は身体に悪影響

エアコンが汚れていると、エアコンから出る風には、ホコリ・カビ・雑菌などが含まれていることが考えられます。
ホコリやカビが含まれた空気を体内に吸い込むと、健康被害を引き起こすことも!
免疫力が低い高齢者や小さな子供、アレルギー体質の方がいるご家庭は、特にこまめな掃除が必要です。

簡単お手入れでエアコンの汚れを予防

日頃からできる簡単なお手入れで、エアコンが汚れるのを防ぐことができます。
省エネを目指し、健康被害を無くすためにも、なるべくお手入れをして汚れを予防しましょう。

2週間に1度のフィルター掃除

フィルターが汚れて目詰まりすると、エアコンの運転効率が低下しやすくなります。
2週間に1回の頻度でフィルター掃除をするとよいでしょう。
【フィルターの掃除方法】
1. フィルター表面のホコリを掃除機で吸い取る
2. エアコンからフィルターを取り外し、フィルターを水洗いする
3. フィルターを洗う際には裏面→表面の順で水をかける(※ホコリはフィルター表面側についているため裏面から水をかけることでホコリが落ちやすくなり、目詰まりを防ぐこともできます)
4. 頑固な汚れは、スポンジや柔らかいブラシでこすり洗いする(※細かい汚れは綿棒や歯ブラシを使って洗いましょう)
5. フィルターの水切りをしたら、綺麗なタオルなどで水分を拭き取る(※ポンポンと軽く叩くようにするのがポイント)
6. 陰干しをしてフィルターが完全に乾いたら、エアコンに取り付けて終了

お掃除機能付きエアコンの場合、ダストボックスにフィルターのホコリを溜め込むので、ダストボックスも定期的に掃除する必要があります。
掃除の頻度や掃除方法は機種によって異なるので、取扱説明書を確認してください。

エアコン本体のカバー外側についているホコリなどの汚れは、固く絞った雑巾でやさしく拭き取りましょう。
簡単に落ちない油汚れなどは、アルカリ電解水またはセスキ炭酸ソーダを染み込ませた布で拭き取ると、落としやすくなります。
エアコン本体に洗剤などを直接噴きかけるのは避けてください。エアコンは精密機器のため、故障の原因になってしまいます。

エアコン使用後は送風運転を行う

エアコン使用後に、1時間ほど送風運転をすると、エアコン内部を乾燥させることができてカビ予防になります。
エアコン稼働中はアルミフィンが結露によって濡れるため、カビや雑菌が繁殖しやすい状態です。
結露で濡れたアルミフィンを乾燥させるために、エアコン使用後は送風運転でエアコン内部を乾燥させることをおすすめします。

おそうじ本舗のエアコンクリーニング完全分解洗浄

アルミフィン裏側にある送風ファンや結露水を受け止めるドレンパンは、ホコリなどの汚れが付着しやすいパーツです。
長期間掃除を怠ると、カビや雑菌が繁殖して嫌なニオイの原因にもなります。
おそうじ本舗のエアコンクリーニング完全分解洗浄では、送風ファンやドレンパンまで完全に分解!
卓越した技術力と専用機材を駆使して、エアコンのニオイ・カビ・汚れ、さらに雑菌まで徹底的に分解洗浄します。
おそうじ本舗は全国展開の大手ハウスクリーニング業者で、他社と比較してもサービスの品質の高さ・コストパフォーマンス・実績数から安心感があります。
土日も対応可能でLINEで画像を送信して見積もりしてもらうこともでき、便利で利用しやすいと好評なので、ぜひおそうじ本舗をチェックしてみてはいかがでしょうか。

おそうじ本舗「大崎店」の特徴

おそうじ本舗「大崎店」は、掃除の技術や実績を競い合う、おそうじ本舗フランチャイズ全国大会で2年連続最優秀賞を受賞しています。
お客様の掃除に対する悩みに対して真摯に手助けし、お客様のニーズに合せたサービス提供を心がけていることが、この輝かしい受賞へと繋がりました。
清潔感と丁寧な対応を心がけ、お客様のことを第一に考えられる店舗として、高く評価されています。
大崎店では、エアコンクリーニング以外にも、家の中の清掃にかかわるサービスをすべて導入しています。
お客様のご自宅へ伺って清掃をするのはもちろん、電話による相談だけでも大歓迎です。
おそうじ本舗大崎店は、スタッフの対応力や技術力の高さにも定評がありますので、分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

まとめ

今回は、エアコンクリーニングの完全分解洗浄についてご紹介しました。
完全分解洗浄は、洗浄の妨げになる部品を完全に取り外して、エアコンの隅々まで徹底的に洗浄します。
一度エアコンを徹底的に綺麗にしたいとお考えの方であれば、完全分解洗浄を依頼してみてはいかがでしょうか。
ハウスクリーニングのプロであるおそうじ本舗に、お気軽にお問い合わせください。
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