おそうじ本舗ブログ
追い焚き配管クリーニングのススメ
追い焚き配管が汚れていると?
追い焚きの際に湯ドロや黒いツブが出てしまう
配管内の汚れや堆積物
配管内に長期間にわたって汚れや鉱物の堆積物がたまると、お湯がこれらの堆積物に触れることがあります。これにより、お湯中の鉄や銅などの金属成分が反応し、湯ドロやツブとして浮かび上がることがあります。これは水質の劣化につながり、不快なお湯の質を引き起こす可能性があります。
サビや腐食
配管内で金属部品がサビや腐食することがある。これらの金属部品が腐食すると、お湯中に鉄や銅の微粒子が溶解し、湯ドロやツブとして現れることがあります。
細菌や微生物の成長
追い焚き時間が長くなる
温水供給の遅延
配管内に汚れや堆積物がたまると、温水供給の遅延が発生します。汚れた配管を通るお湯は効率的に流れず、温度を戻すのに時間がかかります。これにより、湯追い焚き時間が長くなります。
温水の再加熱
追い焚きの際、お湯が再び適切な温度になるまでの時間が長くかかる可能性があります。汚れた配管内でお湯が遅く流れ、ボイラーや温水ヒーターでの再加熱に時間がかかるためです。
水圧の低下
配管内の汚れや堆積物が水の通り道を狭め、水圧が低下することがあります。低水圧の状態では、お湯が効率的に供給されないため、湯追い焚きに時間がかかります。
風呂釜の寿命が短くなる
熱伝導の劣化:
追い焚き配管内に汚れや堆積物がたまると、配管内で熱が効率的に伝わらなくなります。この場合、お湯を再加熱するためにより多くのエネルギーが必要になり、ボイラーや給湯器の加熱要素に負担がかかります。結果として、熱伝導効率が低下し、設備の寿命が短くなる可能性があります。
サビや腐食:
配管内で金属部品がサビや腐食する可能性があります。これらの金属部品が腐食すると、風呂釜の中に鉄や銅の微粒子が入り込む可能性があります。これは、風呂釜内部の金属部品に損傷を与え、風呂釜の寿命を短縮させる原因となります。
堆積物の影響:
配管内の汚れや堆積物が風呂釜の配管やヒートエクスチェンジャー内部に入り込むことがあります。これにより、風呂釜の熱交換器が効率的に機能しなくなり、熱伝導が損なわれます。結果として、風呂釜の寿命が短くなることがあります。
雑菌が繁殖し、臭いが発生する
汚れた配管内の微生物:
配管内部が長期間にわたって汚れていると、微生物や細菌が配管内に繁殖する環境となります。これらの微生物は水の中で栄養を得て増殖し、特に温水供給のシステム内では生息条件が整います。
微生物の代謝活動:
配管内の微生物は有機物や汚れを分解し、その過程で異臭物質を生成することがあります。これらの異臭物質は、水中に溶解し、お湯が供給される際に湯気として放出されることがあります。これが異臭の原因となります。
水質の劣化:
配管内で微生物が増殖し、有機物や微生物が分解されると、水質が劣化します。これにより、お湯が異臭を帯びたり、風呂やシャワーの使用中に不快な臭いが発生することがあります。
特に、小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、追い焚き配管の汚れが雑菌の繁殖につながる恐れがあるため、注意が必要です
定期的なプロのクリーニングをオススメ!
自分で追い焚き配管クリーニングを行う場合
追い焚き配管クリーニングは、市販の洗浄剤を使って自分で行うこともできます。ただし、配管が複雑な構造になっている場合は、プロに依頼した方が安心です。
市販の洗浄剤を使って自分で追い焚き配管クリーニングを行う場合は、以下の手順で行います。
・給湯栓を閉めて、お風呂のお湯を抜く。
・追炊き配管に洗浄剤を投入する。
・追い焚き機能を使い、洗浄剤を配管内に循環させる。
・追い焚き機能を止め、洗浄剤を放置する。
・追い焚き機能を使い、洗浄剤を洗い流す。
・給湯栓を開けて、お風呂のお湯を張る。
プロに依頼する場合は、洗浄剤の種類や配管の構造に合わせて、最適なクリーニング方法を提案してもらえます。
おそうじ本舗の追い焚き配管除菌クリーニング
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水まわりのカビ、どうしたらいい?
水まわりに発生するカビの種類
赤カビ
ピンク色でヌメヌメした汚れは、赤カビと呼ばれる酵母菌(ロドトルラ)の一種です。水分があれば繁殖するため、浴槽や床のすみ、ドアのパッキン、浴槽のフタ、排水口、シャンプーボトルの下など、水捌けが悪い場所で繁殖します。非常に繁殖スピードが速く、毎日のお掃除で退治することが重要です。
赤カビは、黒カビと違い、根を張らず、表面に膜状に繁殖するため、比較的簡単に落とすことができます。しかし、赤カビが黒カビのエサとなり、いつの間にか黒カビ一色になってしまうこともあり、黒カビは根を張るため、落とすのが難しくなります。
黒カビ
青カビ
カビが発生しやすい環境とは?
水まわりでカビが発生しやすい場所
浴室でカビが発生しやすい場所
カビは湿度が高く、水分が豊富な環境で発生しやすいため、浴室内のさまざまな場所で見られることがあります。
浴室の天井
浴室の天井は湿度が高く、シャワーやお風呂を使った際に水蒸気が上昇して集まります。湿気が天井にたまり、カビの発生を促します。
対策 : 換気扇を使用して湿気を逃がすことが大切です。また、湿度を下げるために天井を定期的に拭き、水分を取り除きましょう。
浴室の壁
壁は水が直接かかることが多く、水分を吸収しやすいため、カビの発生が一般的です。
対策 : 壁には防水塗料やタイルを使用し、水が壁に浸透しないようにしましょう。また、シャワー後に壁を拭いて水分を取り除くことが大切です。
浴室の床
浴室の床は常に水と接触するため、水がたまり、カビの発生が起こりやすいです。
対策 : 防水床材を使用し、水の浸透を防ぐことが重要です。また、シャワー後に床を乾かすか、絨毯などの吸水性のアイテムを使用して水分を吸い取ります。
浴槽
浴槽は常に水と接触する場所であり、湿度が高い環境です。また、洗ったり入浴後、水がたまることも多いです。
対策 : 浴槽を使った後に水をしっかりと拭き取り、湿度を下げるようにしましょう。また、浴槽のシーリングや防水性を保つためのメンテナンスも重要です。
シャワーヘッド
シャワーヘッドは水滴がこびりつくことが多く、そこからカビの発生が始まります。
対策 : 定期的なクリーニングを行い、シャワーヘッドにこびりついた水滴や汚れを取り除きましょう。必要であれば、シャワーヘッドを交換することも検討します。
排水口
浴室の排水口は常に水と接触し、水滴や湿気がたまりやすい場所です。排水口の内部にも水がたまり、通気が不良な場合、カビが発生しやすくなります。
対策 : 排水口を定期的に清掃し、たまった水や髪の毛、汚れを取り除きましょう。通気が良くなるように、排水口のフィルターやグリルを外して掃除することも大切です。
浴槽の縁
浴槽の縁やシーリングは水滴がたまりやすく、特にシャワーやお風呂の際に水が飛び散ります。湿度が高い環境であるため、カビの発生が頻繁に起こります。
対策 : 縁のシーリングを定期的に点検し、劣化していたり剥がれている部分を修理または交換します。清掃後、シーリング剤を使用して新しいシーリングを施すことで、カビの侵入を防ぎます。
タイルの目地
タイルの目地は細かい隙間で構成されており、水分や湿気がたまりやすい場所です。これらの隙間にカビの胞子が入り込むと、発生しやすくなります。
対策 : タイルの目地にはカビ対策のシーリング剤を使用し、防水性を高めます。また、定期的にブラシや歯ブラシを使用して目地を掃除し、カビの発生を予防します。
ゴムパッキン
ゴムパッキンは浴室のドアや窓などの動く部分に使われ、水がしみ込むのを防ぐ役割を果たします。しかし、水分が残ることがあり、カビの発生源となります。
対策 : ゴムパッキンを清潔に保ち、シャワー後に水分を拭き取ります。定期的なメンテナンスや交換が必要な場合は、早めに行いましょう。
キッチンでカビが発生しやすい場所
シンク :
シンクは水を使用する場所であり、水滴や湿気がたまりやすいです。食器や調理器具を洗うときに水が飛び散り、シンクの表面やシーリングに水分が残ります。
対策 : 使用後はシンクを拭き、水分を取り除きます。また、シンクのシーリングを清掃し、湿気の侵入を防ぎます。
排水口 :
排水口は水が流れる場所で、食べ物の残りや油脂が付着しやすいため、カビの発生が起こりやすいです。
対策 : 定期的に排水口を掃除し、食べ物の残りや油脂を取り除きます。さらに、排水口のフィルターを交換することも効果的です。
蛇口 :
蛇口周りは水滴がたまり、湿度が高まる場所です。特に、水がしみ込む隙間やシーリング部分がカビの発生を促します。
対策 : 蛇口を使用後は拭き取り、水分を除去します。また、蛇口周りのシーリングを清掃し、新しいシーリング剤を使用してカビの侵入を防ぎます。
コンロ周り :
コンロ周りは調理中に水蒸気や油脂が発生し、壁やキャビネットに付着しやすいです。これらの汚れがカビの栄養源となります。
対策 : 調理後に壁やキャビネットを拭き、汚れを取り除きます。また、換気扇を使用して湿度を下げ、キッチン内の通気を良くしましょう。
冷蔵庫の裏側 :
冷蔵庫の裏側は通気が不足し、湿度が高まりやすい場所です。これがカビの繁殖を助長します。
対策 : 定期的に冷蔵庫の裏側を掃除し、通気スペースを確保します。冷蔵庫の周りを清潔に保つことが重要です。
電子レンジの裏側 :
電子レンジの裏側は通気が不足し、湿度が高くなりがちです。食品の加熱中に水蒸気が発生し、裏側にこびりつくこともあります。
対策 : 電子レンジの裏側を清掃し、通気スペースを確保します。食品を加熱する際に、食品の蓋を使用することで水蒸気の発生を抑えましょう。
洗面台まわり
洗面台
洗面台は水がよく飛び散る場所で、湿気がたまりやすいです。洗顔や手洗いの際に水滴が付着し、湿った状態が続くことがカビの原因となります。
対策 : 使用後は洗面台を拭いて水分を取り除きます。また、洗面台のシーリングや隙間にカビ対策 : のシーリング剤を使用し、湿気の侵入を防ぎます。
排水口
洗面所の排水口は髪の毛や石鹸カスなどがたまり、湿度が高い環境でカビが発生しやすいです。
対策 : 定期的に排水口を掃除し、詰まりを取り除きます。また、排水口にフィルターやストレーナーを設置して、汚れの蓄積を防ぎます。
鏡
鏡は湿度が高い洗面所内で水滴がたまり、カビの発生につながります。特にシャワーや手洗いの際に水滴が鏡に付着します。
対策 : 使用後は鏡を拭いて水分を取り除き、湿気を逃がすことが重要です。定期的な清掃もカビの予防に役立ちます。
蛇口
蛇口周りは水滴がたまりやすく、湿度が高まります。また、蛇口のシーリング部分がカビの発生を助長します。
対策 : 蛇口を使用後は拭き取り、水分を取り除きます。蛇口周りのシーリングを清掃し、新しいシーリング剤を使用してカビの侵入を防ぎます。
タオル掛け、歯ブラシスタンド:
タオル掛けや歯ブラシスタンドは湿度が高く、通気が悪い場所が多いため、水分がたまりやすいです。
対策 : タオル掛けや歯ブラシスタンドを定期的に清掃し、乾燥させます。通気を確保するために、アイテム同士を密着させないように配置することも重要です。
トイレ
便器の内側:
便器の内側は水が常にたまり、排泄物の影響を受けるため、カビの発生が起こりやすいです。
対策 : 便器内部を定期的にブラシで掃除し、水分を取り除きます。便器の内部を清潔に保つことが重要です。
便器の外側:
便器の外側は水滴や湿気がたまりやすく、カビの発生が促進されます。
対策 : 使用後は便器の外側を拭き取り、水分を取り除きましょう。定期的な清掃が効果的です。
フタの裏側:
フタの裏側は水滴や湿気がたまりやすい隠れた場所で、カビの発生が起こりやすいです。
対策 : フタの裏側も清掃し、湿気の侵入を防ぐためにフタを閉じることが大切です。
タンク内:
タンク内は水がたまる場所で、湿度が高い環境です。また、タンク内のパーツがカビの発生を促すことがあります。
対策 : タンク内のパーツを定期的に点検し、清掃が必要な場合は清掃を行います。タンクの水を交換し、湿度を下げることも効果的です。
タンク周り:
タンク周りは湿度が高く、水滴や湿気がたまりやすいです。カビの繁殖に適しています。
対策 : タンク周りを定期的に掃除し、水分を取り除きます。シーリングが劣化していたら修理し、湿気の侵入を防ぎます。
ついてしまったカビを落とすには
水回りのカビを落とすための基本的なポイントは以下の通りです。
- まずは汚れを落とす。カビの表面には皮脂や油汚れ、洗剤カスなどが付着していることが多いため、カビ取り用洗剤や漂白剤を使う前に、水で濡らしたスポンジなどで表面の汚れを落としましょう。そうすることで、奥のカビまで有効成分が届きやすくなります。
- 焦らない。カビは根が深く、時間をかけて破壊しなければなりません。洗剤を塗布してからすぐにこすっても効果がありません。洗剤を塗布したら10分程度置いておき、その後シャワーで洗い流しましょう。頑固なカビは長めにつけ置きすると効果的です。
- カビの種類に合わせて洗剤を選ぶ。水回りに発生するカビには主に黒カビと赤カビ(ピンク色のぬめり)の2種類があります。黒カビは塩素系漂白剤が効果的ですが、赤カビはお風呂用洗剤や重曹が効果的です。それぞれに適した洗剤を使い分けましょう。
水回りの場所別の掃除方法は以下の通りです。
- キッチン。三角コーナーや排水口のごみ受け、スポンジラック、ふきんなどにカビが繁殖します。塩素系漂白剤やお風呂用洗剤を吹きかけて5分ほど置いた後、ブラシでこすって洗い流しましょう。
- お風呂場。タイルの目地やドアのゴムパッキン、浴槽エプロンなどに黒カビが発生します。塩素系漂白剤を吹きかけて10分ほど置いた後、シャワーで洗い流します。ゴムパッキンやエプロンはラップで覆って密着させると効果的です。浴槽エプロンは取り外せる場合は外して掃除しましょう。
- 天井。目に付きにくく掃除をすることも少ないお風呂場の天井は、実はカビが生えやすい場所です。フローリングワイパーに塩素系漂白剤を吹きかけたドライシートをセットして天井を拭き取ります。10分ほど放置してからシャワーで洗い流し、ドライシートで乾拭きします。
- 蛇口。蛇口周りや結合部分などに黒カビや赤カビが発生します。重曹をつけた歯ブラシやスポンジでこすって洗い流します。重曹にお酢を加えるとさらに効果的です。