おそうじ本舗ブログ

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エアコンの性能を最大限に生かすには定期的な掃除やメンテナンスが欠かせません。

しかし、「エアコン掃除をしたいけれど、自分がやるかプロに頼むべきか悩んでいる…」という方も多いのではないでしょうか?

そのような方に向けて、本記事では、自分でやるエアコン掃除とプロに頼む掃除は何が違うのか徹底解説いたします。

エアコン業者を選ぶポイントや自分で掃除する際の注意点についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
 

自分でやるエアコン掃除とプロに頼む掃除の違いとは?

まずは、自分でやるエアコン掃除とプロに頼む掃除の違いについて解説します。

掃除できる範囲

自分で掃除する場合は、主にフィルターや外側パネル、吹き出し口など目に見える部分が中心です。掃除機や雑巾でホコリを取る程度で、内部の熱交換器やファン、ドレンパンには手が届きません。

プロに依頼する場合は、エアコンを分解し、専用の高圧洗浄機や薬剤を使って内部の熱交換器やファン、ドレンパンまで徹底的に洗浄します。内部のカビやホコリ、油汚れまでしっかり除去できるのが大きな違いです。

汚れの落ち方と効果

自分で掃除する場合は、表面のホコリや汚れは落とせますが、内部のカビや雑菌までは除去しきれません。見た目が少しきれいになる程度で、ニオイや空気の質、冷暖房効率の改善は限定的です。

プロに依頼する場合は、目に見えない内部の汚れまでしっかり落とし、ニオイや風の質も大きく改善。冷暖房効率も向上し、電気代の節約や健康リスクの低減にもつながります。

安全面・故障リスク

自分で掃除する場合は、無理に分解したり水をかけすぎたりすると感電や故障のリスクが高まります。特にお掃除機能付きエアコンは構造が複雑で、素人作業は推奨されません。 
プロに依頼する場合は、専門知識と経験を持つスタッフが安全に作業し、故障やトラブルのリスクを最小限に抑えます。養生や乾燥などの工程も徹底されているため安心です。
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必要な時間と手間

自分で掃除する場合は、30分〜1時間程度かかりますが、落とせる汚れは一部のみ。慣れていないとさらに時間と労力がかかり、満足できる仕上がりにはなりにくいです。


プロに依頼する場合は、1.5〜2時間ほどで内部まで徹底的にクリーニングできます。効率的な作業で短時間で高いクオリティの仕上がりが得られるのが魅力です。

長期的なコストパフォーマンス

自分で掃除する場合は、コストは安く済みますが、内部の汚れが残るためカビやニオイが再発しやすく、エアコンの寿命や効率にも悪影響を及ぼします。

プロに依頼する場合は、作業代は発生するものの、徹底的な洗浄でエアコンの性能が回復し、電気代の節約や故障予防、寿命延長など長期的なコストパフォーマンスが高まります。
 

エアコンクリーニングをプロに任せるべき理由

ここからは、エアコンクリーニングをプロに任せるべき理由について解説します。

専門技術による徹底的な掃除

エアコンクリーニングをプロに任せるべき最大の理由は、専門技術による徹底的な掃除ができることです。

プロのクリーニング業者は、専用機材や薬剤を使い、熱交換器やファン、ドレンパンなどエアコン内部まで洗浄し、家庭用の掃除では落としきれない汚れまで根本から除去できます。

この徹底的なクリーニングにより、エアコンの効率が向上し、冷暖房の効きが良くなるだけでなく、電気代の節約にもつながります。

カビやアレルギーの原因を除去

カビやアレルギーの原因となる物質を徹底的に除去できる点も、エアコンクリーニングをプロに任せるべき大きな理由の一つです。

プロのエアコンクリーニングでは、エアコン内部のカビやホコリまでしっかり取り除くことができます。

エアコン内部のカビやホコリは、アレルギーや喘息の原因となることが多く、エアコンの風とともに室内に拡散されると、咳や鼻水、目のかゆみ、喘息などの健康被害を引き起こすリスクがあるため注意が必要です。

プロによるクリーニングでこれらのアレルゲン物質を除去することで、室内の空気の質が大幅に改善され、アレルギー症状の緩和や呼吸器系の健康維持に大きく貢献します。

効果的な洗浄方法の選択

エアコンクリーニングをプロに任せるべき理由の一つは、効果的な洗浄方法を選択できる点にあります。

プロはエアコンの構造や汚れの種類、状態に応じて最適な洗浄方法を選び、内部まで徹底的にクリーニングするのが特徴です。

プロによるクリーニングでは、まずエアコンの動作確認や分解、養生などの準備を丁寧に行い、熱交換器やファン、ドレンパンなどカビや汚れが溜まりやすい部分を高圧洗浄機や専用洗剤でしっかり洗浄します。

この際、水圧や洗剤の種類・量をエアコンの機種や汚れ具合に合わせて調整するため、部品を傷めず、汚れを効率よく落とすことが可能です。

また、プロは洗浄後のすすぎや乾燥、防カビ処理まで一貫して行い、カビやアレルゲンの再発防止やエアコン本来の性能回復を実現します。

一方、自己流で高圧洗浄を行うと、適切な水圧や洗剤の選択が難しく、故障や洗い残しのリスクが高まります。

このように、プロは専門知識と経験を活かして、エアコンごとに最適な洗浄方法を選び抜き、効果的かつ安全にクリーニングを行うため、安心して任せることができます。

エアコン掃除業者を選ぶ際のポイント

ここからは、エアコン掃除業者を選ぶ際のポイントについて解説します。

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サービス内容と技術力の確認

業者によって掃除の範囲や方法、分解のレベルが異なります。
熱交換器やファンまで分解して洗浄するか、どこまで徹底的に対応してくれるかを事前に確認しましょう。
経験豊富なスタッフや専門資格の有無、過去の実績も信頼性の判断材料です。

料金体系と見積りの明確さ

料金が明確で、追加費用やオプションの有無が分かりやすい業者を選びましょう。
安すぎる業者はサービス内容が不十分な場合もあるため、相場と比較し、見積もり内容をしっかり確認することが大切です。

口コミや評判のチェック

インターネットやマッチングサービスの口コミ・レビューを活用し、実際の利用者の評価や満足度を確認しましょう。
対応の丁寧さや仕上がり、トラブル時の対応力など、信頼できる業者かどうかを見極める参考になります。

保証・アフターサービスの有無

作業後のトラブルや故障に備えて、損害補償やアフターサービスがしっかりしている業者を選びましょう。
万が一の際の連絡先や、再クリーニング・修理対応などの体制が整っているかも重要なポイントです。

予約のしやすさと対応力

希望日時に予約が取りやすいか、問い合わせや相談へのレスポンスが早いかも業者選びの基準です。
繁忙期や急ぎの場合にも柔軟に対応してくれるかどうか、事前に確認しておくと安心です。
 

自分でエアコン掃除するときの注意点

基本的にエアコン掃除はプロの専門業者に依頼するのがおすすめですが、場合によっては自分で掃除することもあるかもしれません。
そのような場合に備えて、ここからは、自分でエアコン掃除する際の注意点についてご紹介します。

必ずエアコンの電源を切る

エアコン掃除を始める前に、必ず運転を停止し、電源プラグを抜いてください。感電や予期せぬ動作を防ぐための基本的な安全対策です。
作業中に電気が通っていると、感電事故やエアコンの故障につながるリスクがあります。

無理な分解や部品の取り外しは避ける

取扱説明書に記載された範囲外の分解や、無理に部品を外すのはやめましょう。
エアコン内部は精密で複雑な構造となっており、自己判断で分解すると故障や元に戻せないトラブルの原因になります。

水や洗剤の使用に注意する

エアコン内部や電装部品に水や洗剤がかかると、ショートや故障、最悪の場合は火災の原因になることがあります。
水拭きは固く絞った布で行い、洗剤はパネルやフィルターのみに使いましょう。内部への直接噴霧は避けてください。

市販クリーナーや高圧洗浄機の使用は慎重に

市販のエアコンクリーナーや高圧洗浄機は、電装部品や内部にダメージを与えるリスクがあります。
特に高圧洗浄は部品の破損や水漏れ、故障の原因になりやすいため、安易に使用しないようにしましょう。

掃除できる範囲を守る

自分で掃除できるのは主にフィルターや外側パネルまでです。
内部の熱交換器やファン、ドレンパンなどはプロに任せるのが安心です。無理に奥まで掃除しようとすると、部品を傷つけたりエアコンの寿命を縮める恐れがあります。
 
 

自分で掃除できないエアコン内部はおそうじ本舗におまかせ!

自分で掃除できないエアコン内部のクリーニングは、おそうじ本舗に任せるのがおすすめです。
おそうじ本舗は、エアコンの分解・高圧洗浄など専門的な技術を持ち、家庭では手が届かない内部の熱交換器やファン、ドレンパンまで徹底的に掃除してくれます。
ここからは、おそうじ本舗のエアコンクリーニングの魅力をご紹介します。

完全分解洗浄が標準メニュー

おそうじ本舗は、エアコン内部の「ドレンパン」や「送風ファン」まで取り外して洗浄する「完全分解洗浄」を業界でいち早くレギュラーメニュー化しています。
他社ではオプション扱いや未対応のケースが多く、徹底的な内部洗浄を求める方に特に人気です。

オプションメニューが豊富

防カビチタンコーティング、エコ洗浄、防虫キャップ、スチーム除菌など、他社よりも多彩なオプションが用意されています。
これらのオプションを組み合わせることで、エアコンの性能維持や健康リスク軽減、衛生面の強化が期待でき、利用者のニーズに細かく対応しています。
特に完全分解洗浄や防カビコーティングは他社と比較しても充実しており、選ばれる理由の一つです。

全国対応・店舗数が多い

おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、全国に1,000店以上の店舗網を持ち、この店舗数は業界No.1であり、非常に多くの地域で利用可能です。
この広範な店舗網により、急な依頼や地域密着型のサービス提供が可能で、スタッフの迅速な派遣や柔軟な対応が期待できます。
また、加盟店同士の連携や本部のサポート体制も充実しているため、安定したサービス品質を維持しています。

徹底したスタッフ研修制度

おそうじ本舗は、スタッフへの徹底した技術研修を導入し、どの店舗でも高品質なエアコンクリーニングを提供できる体制を整えています。
細かな分解・組立もスムーズに行えるよう、最新機種ごとの実機研修も実施しており、全メーカー・全機種のエアコンにも対応できる技術力があります。
 

おそうじ本舗のエアコンクリーニングの流れ

おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、専門スタッフによる分解・高圧洗浄を中心とした徹底クリーニングが特徴です。
ここからは、標準的な「分解洗浄」と、より徹底的な「完全分解洗浄」も含めた流れを詳しく解説します。
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①事前予約・無料見積もり

公式サイトや電話から依頼し、希望日時やエアコンの機種・設置状況を伝えます。
作業前に無料見積もりがあり、追加料金や作業内容の説明を受けます。駐車場の有無やオプション希望もこの時点で確認します。

②作業当日の準備・動作確認

スタッフが訪問し、エアコンの動作確認を行います。
作業場所周辺を養生シートでしっかり保護し、家具や床を汚さないように準備します。

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③分解作業

本体カバー、ルーバー、フィルターなどを取り外します。
通常の「分解洗浄」では、ドレンパンや送風ファンは本体に残したまま洗浄します。
「完全分解洗浄」オプションの場合は、ドレンパンや送風ファンもすべて取り外し、パーツごとに徹底洗浄します。

④高圧洗浄・パーツ洗浄

専用の高圧洗浄機とエアコン専用洗剤を使い、熱交換器や内部のカビ・ホコリ・汚れを徹底的に洗い流します。
取り外したパーツも個別に洗浄し、細部までキレイにします。
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⑤組み立て・仕上げ

洗浄後は各パーツをしっかり乾燥させ、元通りに組み立てます。
エアコン本体の外観や周囲も丁寧に拭き上げて仕上げます。

⑥最終動作確認・作業説明

作業後に再度エアコンを運転し、正常に動作するかチェックします。
作業内容や今後のメンテナンス方法について説明を受け、気になる点があればその場で質問できます。

⑦オプション・アフターサービス

希望に応じて「防カビチタンコーティング」や「室外機クリーニング」などの追加サービスも依頼可能です。
作業後のトラブルや不具合にも迅速に対応する体制が整っています。
 

おそうじ本舗のエアコンクリーニングに関するよくある質問

ここからは、おそうじ本舗のエアコンクリーニングに関するよくある質問について回答いたします。

おそうじ本舗のエアコンクリーニングの作業時間の目安は?

エアコンクリーニングの作業時間は、エアコンの設置状況や機種、年式、汚れ具合によっても前後します。
おそうじ本舗のエアコンクリーニング作業時間の目安は以下の通りです。なお、室外機のクリーニングを追加する場合は、さらに30分~1時間程度必要となります。

壁掛け型エアコン(お掃除機能なし)
作業時間の目安は「約1時間~1時間半」。
標準的な分解洗浄であれば1台あたりこの時間で完了するケースが多いです。
お掃除機能付きエアコン
作業時間の目安は「約2時間~2時間半」。
お掃除機能付きは分解・組立工程が多いため、通常タイプの約1.5~2倍の時間がかかります。
天井埋め込み型エアコン
作業時間の目安は「約3~4時間」。
分解が複雑なため、家庭用壁掛け型よりも時間がかかります。
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おそうじ本舗のエアコンクリーニングの料金は?

おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、壁掛けタイプ12,100円~、お掃除機能付き20,900円〜、天井埋め込み27,500円~が基本です。
複数台割引やキャンペーンを活用することで、さらにお得に利用できます。
 

まとめ

自分でできる掃除はあくまで簡易的な表面ケアにとどまります。
エアコン内部の根本的な汚れやカビ、ニオイの解消にはプロの分解・高圧洗浄が不可欠です。
効率や安全性、長期的な快適さ・省エネ効果まで考えると、プロに任せるのが納得できる選択肢といえるでしょう。

おそうじ本舗のエアコンクリーニングは、プロならではの高い技術力と専用機材でエアコン内部までしっかり掃除します。
おそうじ本舗オリジナルの洗剤と高圧洗浄機を使い、内部にたまったホコリやカビなどの汚れをすっきり除去可能です。

作業の最後にはオリジナル防カビ剤を塗布し、キレイな状態を長く保つように仕上げます。
さらにオプションの「完全分解洗浄」サービスを利用すれば、カビが生えやすいドレンパンと送風ファンも取り外して、パーツの細かな部分まで丁寧に洗浄します。

エアコン内部の汚れやカビ、ニオイが気になる場合は、おそうじ本舗の完全分解洗浄をぜひご検討ください。
 

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真夏日や猛暑日が続く日本の夏では、家庭でもオフィスでもエアコンが欠かせません。
ただし、エアコンに溜まったカビや汚れは、健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があるため、適切なメンテナンスが必要です。
本記事では、エアコン掃除をするおすすめのタイミングとともに、自分でできるメンテナンス方法をご紹介します。
エアコンを多用する夏前に、掃除やカビ対策を実施して、暑い時期も快適に過ごしましょう。
 

エアコン掃除を実施するタイミングは?

エアコン掃除は年1~2回程度が推奨されており、特に季節の変わり目(春や秋)が最適です。
エアコン掃除のタイミングは、以下の時期が一般的に推奨されています。
 

【4月~5月】冷房使用シーズン前

エアコンを頻繁に使用する夏前に掃除を済ませておくことで、カビやホコリを除去し、快適な冷房環境を整えることができます。
4月は花粉が多く飛散する季節であり、エアコン内部にも花粉やホコリが溜まりやすい時期です。このタイミングで掃除を行うことで、室内の空気質を向上させることができます。
梅雨の時期は、すでにカビが増えるタイミングであることを考慮すると、6月までにはクリーニングをして清潔な状態にしておくのをおすすめします。
 

【9月~10月】暖房を使用する冬前

9月~10月頃に夏の使用で蓄積した汚れを落としておけば、冬の暖房を清潔に使用できます。
夏場に頻繁に使用したエアコン内部には、カビやホコリが溜まりやすくなります。このタイミングで掃除を行うことで、汚れがこびりつく前にしっかりと除去できます。
また、秋は湿度が低く、空気が乾燥しているため、掃除後のエアコン内部が速やかに乾燥します。これによりカビの繁殖を防ぎやすいのもポイントです。
 

エアコン掃除がすぐに必要なタイミング

エアコン掃除を行う頻度は、年1~2回が目安です。
ただし、汚れやニオイが気になるときは、早めにエアコンのメンテナンスを行いましょう。
エアコン掃除がすぐに必要なタイミングは以下となります。
 

エアコンの吹き出し口や送風ファンにカビを発見したとき

吹き出し口に黒い点々とした汚れが見えたときは、エアコン内部で黒カビが繁殖している可能性が高いので、早めにエアコン掃除を行う必要があります。
また、送風ファンにカビやホコリが付着しているのを発見したら、エアコン掃除が必要なサインです。
吹き出し口からライトを当てて送風ファンをのぞくと、カビやホコリが付着しているか確認できるので、こまめにチェックしておきましょう。
 

エアコンから吹き出す風が臭いとき

エアコンが吹き出す風が「臭い」と感じたときも、エアコン掃除が必要なタイミングです。
吹き出す風が臭いときは、エアコン内部にニオイの原因となるカビやホコリがある可能性が高いといえます。
エアコン使用中に臭いと感じたら、吹き出し口や送風ファンにカビが発生していないか確認してみましょう。
 

エアコンを使用している時期に体調を崩しやすくなったとき

エアコンを使用していると体調を崩しやすくなったときも、エアコンが汚れていないかチェックしてみてください。
エアコン内部にカビやホコリが溜まっている状態でエアコンを使用すると、室内に汚れた空気が拡散されます。
その空気を吸い続けていると、深刻な健康被害につながる恐れがあるため、早めにエアコン掃除を行いましょう。
 

エアコンのカビや汚れが健康に及ぼす影響

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エアコンに溜まったカビや汚れは、健康にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
ここからは、エアコンのカビや汚れが健康に及ぼす具体的な影響についてチェックしていきましょう。
 

アレルギー症状の増幅

エアコンは、カビやホコリ、花粉、ペットの毛などをフィルターや内部に蓄積し、運転時にこれらを室内に拡散します。
カビの胞子やホコリがエアコンから拡散されると、鼻炎や咳などのアレルギー反応が増幅される危険性があります。
 

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

エアコンのカビの胞子を吸い込むことで「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」という病気を発症する可能性があります。
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症とは、アスペルギルス属の真菌に対する過剰な免疫反応により、気管支や肺に炎症が生じるアレルギー性疾患です。
発症した場合、慢性的な咳や息苦しさ、呼吸困難といった症状を引き起こし、悪化時には発熱や体重減少も伴います。
 

夏型過敏性肺炎

エアコン使用時に症状が悪化する、乾いた咳や発熱、息切れ、全身倦怠感を「夏型過敏性肺炎」といいます。
夏型過敏性肺炎は、トリコスポロンという特定のカビを吸入することで引き起こされるアレルギー性の肺炎です。
初期症状は夏風邪に似ており、高熱や呼吸困難が急激に現れるケースもあります。
 

シックハウス症候群

エアコンのカビやホコリが原因で、頭痛や吐き気、湿疹などのシックハウス症候群が現れることがあります。
これらの症状は、エアコン使用時に閉め切った環境で悪化する可能性が高いです。
 

【健康面以外】エアコンメンテナンスを怠った場合のリスク

健康面以外でも、エアコンメンテナンスを怠った場合のリスクは多数あります。
ここから、その詳しい内容について見ていきましょう。
 
水漏れの発生:ドレンホースの詰まりで内部の結露水が溢れ、床や壁を水浸しにする恐れがあります。
電気代の増加:ホコリやカビが熱交換器の働きを阻害し、電力消費量を増加させてしまいます。
寿命の短縮:ファンや熱交換器の汚れがモーター負荷を増加させ、寿命を縮めてしまいます。
高額修理の可能性:水漏れ放置による腐食や、カビの根深い繁殖によって分解洗浄が必要になると、修理費用が増大します。
悪臭の定着:カビ臭や生ゴミのようなニオイが衣類やカーテンに付着してしまいます。
害虫の侵入:ドレンホースの詰まりによって、ダニやゴキブリなどの害虫が配管内部に繁殖する可能性があります。
 

夏本番前にやるべきエアコンメンテナンス方法

エアコンは快適な生活に欠かせない家電ですが、内部のカビや汚れにより健康被害を引き起こすリスクもあるため、適切なメンテナンスが重要です。
エアコンを多用する夏本番前には、以下のエアコンメンテナンスを行ってください。
 

1. 試運転による動作確認

設定温度を最低レベル(16~18℃)にして、冷房運転40分ほど行い、動作確認をします。
運転開始10分で冷風の有無・異常ランプを確認し、残り30分は水漏れや異音・異臭がないかチェックしましょう。
 

2. フィルター掃除

掃除機でホコリ吸引して目詰まりを防止し、冷房効率向上を図りましょう。
水洗い対応フィルターの場合は、洗浄後に陰干します。

【必要な道具】
掃除機・歯ブラシ・中性洗剤・タオル・新聞紙。

【フィルター掃除の手順】
  1. ホコリ除去:フィルターを外し、掃除機で表面のホコリを吸引します。

  2. 水洗い:シャワーで裏面から水洗いします。表面から洗うと目詰まりの原因となるので要注意です。

  3. 洗剤処理:頑固な汚れは、中性洗剤をつけた歯ブラシで優しく擦り落とします。

  4. 乾燥:日陰で完全乾燥させます。湿気が残っているとカビが発生しやすくなるのでしっかり乾燥させましょう。

 
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3. 本体・吹き出し口掃除

エアコンの本体・吹き出し口掃除は、エアコン内部の目に見える範囲でホコリや汚れを除去する作業です。
特に吹き出し口は空気の最終出口となるため、ここが汚れると室内にカビやホコリを拡散させる原因となります。

【必要な道具】
柔らかい布、綿棒や歯ブラシ、市販のエアコンクリーナー

【本体・吹き出し口掃除の手順】
  1. 電源プラグを抜く:必ず電源プラグを抜いてから作業を開始しましょう。

  2. 外装拭き取り:軽く湿らせた柔らかい布で表面のホコリを除去します。

  3. ルーバー清掃:綿棒や歯ブラシで隙間の汚れをかき出します。

  4. 内部洗浄:市販のエアコンクリーナーを吹き付け、汚れを浮かせて拭き取ります。

 

4.室外機の掃除

エアコンの室外機やその周辺のメンテナンスも、エアコンの効率維持と故障防止に重要です。

【必要な道具】
軍手、ほうき、掃除機(ハンディタイプ)、雑巾、歯ブラシ、割りばし、バケツ

【室外機の掃除手順】
  1. 電源オフ:必ずエアコンの主電源を切って作業を開始しましょう。軍手を着用しておくのもおすすめです。

  2. 外カバー清掃:ほうきで砂埃を払った後、濡れ雑巾で泥汚れを拭き取ります。頑固な汚れは水で湿らせたキッチンペーパーでふやかしてから処理しましょう。

  3. 熱交換器(フィン)の手入れ:掃除機のブラシ付きノズルで表面のゴミを吸引したあと、歯ブラシで優しくホコリをかき出します。

  4. 吹き出しグリル掃除:放射状の吸気口をほうきで払い、歯ブラシで網目部分の詰まりを除去します。

  5. ドレンホース点検:内部の枯葉や虫を割りばしで除去します。詰まりが深い場合は専用クリーナーを使用しましょう

  6. 周辺整理:室外機から20cm以内の障害物(植木鉢・物置など)を撤去し、通気を確保します。

 

エアコンのカビ対策もチェック!

エアコン内部は湿気がこもりやすく、カビの繁殖に適した環境になりがちです。
エアコンのカビを放置すると、健康に悪影響を及ぼすかもしれません。
エアコンにカビが発生しないようにするには、定期的なお手入れや環境整備が不可欠です。
ここからは、エアコンのカビ対策の具体的な方法をご紹介します。
 

エアコンを「送風運転」する

冷房・除湿使用後に、送風運転を30分~2時間ほど実施して、内部の結露を除去するのもカビ対策に有効です。
最近のエアコンには、内部クリーン機能(自動乾燥モード)が搭載されている機種もあり、手動操作なしで内部を乾燥できます。
便利な機能を積極的に活用して、エアコンを清潔な状態に保ちましょう。
 

湿度管理を徹底する

エアコンのカビを予防するためには、部屋の湿度調節をするのも大切です。
カビは、湿度が60%以上になると活発に活動しはじめます。
部屋の湿度が60%を超えないように調整しておけば、エアコン内部にカビが発生しづらくなります。
特に湿度の高い梅雨時や秋雨期には、エアコンの除湿モードを活用して室内湿度を下げ、カビの繁殖条件を抑制しましょう。
 

換気と環境整備を心がける

定期的な窓開け換気を実施して、空気中のカビ胞子を減らします。
エアコン周辺には物を置かず、風通しを良くして、加湿器や調理時の蒸気が直接当たらないように注意しましょう。
また、エアコンのカビを予防するには、室内の衛生状態も重要です。
室内にホコリやゴミが多いと空気が汚れ、エアコン内部にもカビがたまりやすくなります。
こまめに部屋を掃除して空気中の汚れを減らし、清潔な室内環境を保ちましょう。
 

自分でエアコンクリーニングを行う主なリスク

自分でエアコンクリーニング作業をすれば、「業者に依頼するよりもコストを減らせてお得?」とお考えの方も多いかと思います。
しかし、エアコンは精密機器です。
簡単なメンテナンス程度であれば自分で行っても問題ありませんが、知識や技術がないままエアコンを分解・洗浄をしてしまうと、不具合が発生しやすくなります。
その結果、修理代として多額の費用がかかってしまうケースも少なくありません。
ここからは、自分でエアコンクリーニングに伴う主なリスクについて、詳しく解説していきます。
 
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1. 故障リスク

エアコンは精密機器のため、分解や洗浄時の操作ミスで部品破損や機能不全を引き起こす可能性があります。
特に、電子部品への誤った洗剤使用は感電や腐食の危険があり、動作不良も発生しやすいため注意が必要です。
 

2. 保証の喪失

自分でエアコンクリーニングを行うと、メーカー保証対象外となる可能性があります。
サービスマン以外の分解は保証条項違反とみなされ、修理費用が全額自己負担になるケースも少なくありません。
 

3. 火災・事故の危険性

洗剤の残留や水漏れによるショート、ファンの動作不良が火災リスクを高めます。
特に、防水対策が不十分だと、電子基板への浸水で重大な故障を招きます。
 

4. コスパ悪化

専門工具や洗剤の購入費用などのコストがかさみます。
失敗時の修理代を含めると、業者に依頼するより高額になるケースも少なくありません。
 

5. 清掃効果の限界

市販スプレーや家庭用工具では、内部の頑固な汚れを完全に除去できず、ドレンホースの詰まりや水漏れを悪化させる恐れもあります。
 

自分で掃除できないエアコン内部はプロにおまかせ!

エアコンの表面はご家庭での掃除方法でもキレイになりますが、カビが一番繁殖している可能性が高い部分は、表から見えにくいエアコンの内部です。
エアコン内部には、細かな凹凸がたくさんあるためホコリが溜まりやすく、手の届かないところにカビがびっしり生えているケースも少なくありません。
エアコン内部のカビ・ホコリを除去するには、エアコンの構造を理解したうえで分解した後、業務用の高圧洗浄機を使用して内部の洗浄をする必要があるため、プロに任せるのがおすすめです。
 
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プロの業者にエアコンクリーニングを依頼するメリット

自己流でのエアコンクリーニングは感電や故障の危険があるため、専門知識を持つ業者への依頼がおすすめです。
プロにエアコンクリーニングを依頼する主なメリットは以下となります。
 

1. 健康リスクの軽減

エアコン内部に蓄積したカビやホコリはアレルギー症状(鼻水・くしゃみ・喘息など)を引き起こします。
プロのエアコンクリーニング業者であれば、高圧洗浄機を使用してフィンや熱交換器の奥まで洗浄可能です。
市販スプレーでは落とせない黒カビや頑固な汚れを完全除去し、アレルギー原因物質を排除できます。
喘息やアレルギー性鼻炎のリスクを低減したい方や、呼吸器が弱い方には必須のサービスといえるでしょう。
 

2. 故障リスクの低減

分解作業には専門知識が必要で、素人作業ではモーターやセンサーを損傷する危険があります。
プロの業者は、専門知識と技術で内部の精密部品を分解・洗浄できるため、素人が作業する際の故障リスクを回避できます。
たとえば、内部構造が複雑な最新モデルや掃除機能付きエアコンでも安全に作業可能です。
 

3. コストパフォーマンス向上

プロの洗浄によって詰まった汚れを除去することで、冷房効率が回復し、電気代を節約できます。
電気代節約が期待できるのは、近年の電気料金値上げを考慮すると大きなメリットといえるでしょう。
 

おそうじ本舗のエアコンクリーニング「完全分解洗浄」でカビを撃退!

エアコンクリーニングをプロの業者に依頼するのであれば、1,400店舗以上のネットワークと140万台の施工実績を誇る「おそうじ本舗」がおすすめです。
おそうじ本舗のエアコンクリーニングには、オプションとして「完全分解洗浄」が用意されています。
洗浄の妨げとなってしまう部品まで取り外したうえで、徹底的にエアコンを洗い上げるため、通常の分解洗浄では落とせなかった細かなカビや汚れまで、しっかり落とせるのが特徴です。
カビが繁殖しやすいドレンパンや送風ファンなども、パーツごとに細部まで洗浄できるので、細かい部分もキレイに仕上がります。
また、おそうじ本舗では、キレイな状態を長持ちさせるために、仕上げに「防カビ剤」を塗布しているので、カビ予防が期待できるのも注目ポイントです。
エアコン内部のカビや汚れが気になる方は、おそうじ本舗の完全分解洗浄をぜひお試しください。
 

まとめ

エアコンのカビや汚れが健康に及ぼす影響は多岐にわたり、特に呼吸器系への悪影響が深刻です。
エアコンのカビや汚れが原因で発症する健康リスクを低減するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
エアコンクリーニングを実施するタイミングは、毎日稼働させる夏前や冬前がおすすめです。
内部の部品や冷却機能の清掃は、専用機材や専門知識が必要なので、これらはプロに依頼することを検討しましょう。
エアコンクリーニングは無理せずプロに依頼することで、機器を長持ちさせると同時に、快適な空気環境を保ちやすくなります。
 
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おそうじ本舗「大崎店」の特徴

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おそうじ本舗「大崎店」は、掃除の技術や実績を競い合うおそうじ本舗フランチャイズ全国大会で、2年連続最優秀賞を受賞しています。

お客様の掃除に対する悩みに対して真摯に手助けし、お客様のニーズに合せたサービス提供を心がけていることが、この輝かしい受賞へと繋がりました。清潔感と丁寧な対応を心がけ、お客様のことを第一に考えられるハウスクリーニング店として評価されています。


「大崎店」では、エアコンクリーニングなど一般的なサービスのほか、付加価値があるコーティングやオプション、家事代行など、家の中の清掃にかかわるサービスをすべて導入しています。

お客様のご自宅へ伺って清掃をするのはもちろん、電話による相談だけでも大歓迎ですどんな些細な事でも構いませんので、まずはお気軽にお電話下さい。


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ただいま、LINEのお友だち追加で割引クーポンを配布しています。
この機会にぜひご登録ください。

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毎日のように出る洗濯物を洗ってキレイにしてくれる洗濯機。しかし、実は洗濯機にはカビや汚れがたまりやすいという事実をご存じでしょうか?
特に、洗濯槽内にはカビや汚れがびっしり付いていることも珍しくはありません。
そこで今回は、洗濯機のカビや汚れをリセットする洗濯機掃除の方法をご紹介します。
冬の衣類から春夏物へ衣替えするタイミングで、洗濯機のカビや汚れを徹底的に落とし、清潔な洗濯機で気持ちよく新しい季節を迎えましょう。
春の時期に気になる花粉症と、洗濯機のカビ・汚れの関係性についても触れていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
 

洗濯機が汚れる主な原因は?

まずは、洗濯機が汚れる主な原因についてチェックしていきましょう。

洗濯機が汚れる主な原因として考えられるのは以下のポイントです。


  • 洗剤カスの蓄積 - 洗剤を適量以上に使用して洗剤が溶け残った状態だと、洗濯槽内に洗剤カスが蓄積しやすくなります。このカスは、カビや菌の繁殖を助ける栄養源となってしまいます。

  • 湿気の多い環境 - 洗濯機内部は水を利用する特性上、湿気が非常に溜まりやすい環境です。特に洗濯後は水滴が残りやすく、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

  • 衣類からの汚れ - 衣類に付着している汗や皮脂などが洗濯中に洗濯槽内に移り、それが蓄積して汚れの原因となります。

  • 水道水中のミネラル成分 - 水道水に含まれるミネラル成分が洗濯槽内に蓄積し、汚れを引き起こすケースもあります。


これらの原因を防ぐために、適量の洗剤使用や洗濯後のフタ開放による乾燥などを心がけるとともに、適切な洗濯機清掃を実施しましょう。

洗濯機のカビ・汚れと花粉症の関係は?

洗濯機のカビや汚れは、花粉症と密接に関係があります。

 

洗濯機内部にカビや汚れがあると、それらが衣類に付着し、花粉症といったアレルギー反応を引き起こす要因となり得るため、注意が必要です。

また、洗濯機内で繁殖したカビは、衣類に付着するだけでなく、室内環境に影響を及ぼします。

カビの胞子は非常に小さく空気中を浮遊しやすいため、呼吸によって体内に取り込まれる性質があります。

カビの胞子が空気中に舞うことで、鼻炎やくしゃみ、目のかゆみなど、花粉症の症状を悪化させるケースも少なくありません。

さらに、花粉症の季節は湿度が高くなることが多く、洗濯機の内部が湿った状態だと、カビが繁殖しやすくなります。

 

このように、洗濯機のカビや汚れは、花粉症患者にとってアレルギー症状を悪化させる可能性もあるため、定期的な洗濯槽クリーニングによる対策が重要です。

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衣替えのタイミングで洗濯機のカビや汚れを落とすメリット

衣替え時には、衣類だけでなく洗濯機も同時にケアすることで、次シーズンも快適かつ清潔な状態で過ごせるようになります。

衣替えのタイミングで洗濯機のカビや汚れを落とすことには、以下のようなメリットがあります。

衣替え時の収納対策

衣替え前に衣類を洗濯する際、洗濯機が清潔でないと、皮脂や汗汚れが完全に落ちず、収納後に黄ばみや虫食いの原因となる場合があります。

カビや汚れのない清潔な洗濯機で洗濯することで、衣類を長期間きれいに保ちやすくなります。

カビの繁殖防止

洗濯機は湿度が高く、カビが繁殖しやすい環境です。

特に春から夏にかけて気温や湿度が上昇するため、このタイミングで掃除を行うことで、カビの増殖を抑える効果があります。

黒カスの発生防止

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黒カビは、洗剤の溶け残りや衣類の汚れを栄養源として繁殖します。

洗濯機洗浄を行うことで、黒カスの発生を防ぎ、保管中の衣類トラブルを防ぐことができます。


衣類の悪臭防止

洗濯機の清潔さの維持は、衣類の悪臭予防においても効果的です。

洗濯機内のカビや汚れを放置すると、悪臭が発生し、それが衣類にも移る可能性があります。

特に長期保管する衣類では、次シーズンに取り出した際の不快感につながります。

洗濯効率の向上

洗濯槽が清潔であることで、洗剤や水が効果的に働き、汚れ落ちが向上します。

これにより、衣替え前後の「しまい洗い」や「出し洗い」がより効果的になるのがメリットです。

衣類の害虫対策

洗濯槽内のカビや汚れは、ダニといった害虫の温床となる可能性があります。

これを防ぐことで、収納中の虫食いや害虫被害を抑えやすくなります。

洗濯機のカビや汚れをリセットする方法

ここからは、洗濯機のカビや汚れをリセットする代表的な方法をチェックしていきましょう。

洗濯機のカビを落とす方法

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洗濯機のカビを落とす際は、酸素系漂白剤または塩素系クリーナーを使用するのが一般的です。


【酸素系漂白剤を使用する方法】


  1. お湯を準備 - 洗濯槽に40〜50℃程度のお湯を満水まで入れます。

  2. 漂白剤を投入 - 酸素系漂白剤を投入します(10リットルあたり約100グラムが目安)。

  3. 数分間回す - 洗濯機を数分間回して漂白剤を均一に溶かします。

  4. つけ置き - 洗濯槽を停止し、2〜4時間ほど放置します。汚れがひどい場合は5時間程度つけ置きするのがおすすめです。

  5. 汚れの除去 - 浮いてきたカビや汚れをゴミすくいネットやハンガーネットで取り除きます。

  6. 通常運転で洗浄 - 通常の洗濯コースで1回運転して汚れを洗い流します。


【塩素系クリーナーを使用する方法】


  1. クリーナーを投入 - 塩素系洗濯槽クリーナーまたは衣類用塩素系漂白剤を直接洗濯槽に投入します。

  2. 洗濯コース選択 - 「槽洗浄コース」または「標準洗濯コース」を選び、運転を開始します。

  3. 糸くずフィルターの掃除 - 終了後、糸くずフィルターを取り外し、汚れやカビを洗い流します。フィルターは乾燥させて再度取り付けます。

 

洗濯機の汚れを落とす方法

洗濯機の汚れを落とす際は、酸素系漂白剤や過炭酸ナトリウム、重曹、クエン酸を使用するのが一般的です。


【酵素系漂白剤や過炭酸ナトリウムを使用する方法】

  1. 汚れをふやかす - 洗濯機に40〜50℃のお湯を満水まで溜めます。5分ほど回して汚れを柔らかくします。

  2. 洗剤で汚れを浮かす - 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を500〜600グラム程度、お湯の中に注ぎ入れます。15分ほど回して洗剤が隅々まで行き渡るようにします。

  3. つけ置き - 排水が始まる前に停止し、2〜5時間放置します。

  4. 汚れをすくい取る - つけ置き後、再度10分ほど回して浮いた汚れをネットで取り除きます。

 

【重曹とクエン酸を使用する方法】

  1. お湯を溜める - 洗濯槽にお湯を満水まで溜めます。温度は40℃前後が望ましいです。

  2. 重曹とクエン酸を入れる - 重曹とクエン酸を入れて洗いコースで回します。

  3. つけ置き - 最低でも5時間以上、長くて一晩ほど放置します。

  4. 汚れを取り除く - 浮いた汚れをすくい取り、再度洗濯機を回して、残った汚れを取り除きます。

 

洗濯機の各パーツの簡単お掃除方法

洗濯機の汚れが付きやすいパーツは、定期的に掃除してキレイな状態をキープしましょう。

ここからは、簡単な掃除方法をパーツ別に紹介します。
 

洗剤投入口

【必要な道具】

  • 歯ブラシ

  • ぬるま湯(40~50℃)

  • 浴室用洗剤または中性洗剤

  • 雑巾やキッチンペーパー

  • 綿棒


洗濯機の洗剤投入口の掃除方法は以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. 洗濯機を空にする - 洗濯物や水を完全に取り除き、電源を切ります。

  2. 投入口トレーを取り外す - 取扱説明書で確認したうえで、可能な機種は洗剤投入口を引き出し、分解できる部品は外します。

  3. ぬるま湯で汚れをふやかす - 洗剤投入口に100ml程度のぬるま湯を注ぎ、10~15分放置します。カビがある場合は40~50℃のお湯が有効です。

  4. 洗剤でこすり洗い - 浴室用洗剤を歯ブラシにつけ、洗剤カスや黒カビを取り除きます。手が届きにくい隙間は綿棒を使いましょう。

  5. すすぎと水拭き - ぬるま湯で洗剤を流し、雑巾やキッチンペーパーで水拭きします。洗剤残りは衣類が変色する原因になるため、十分にすすぎしましょう。

  6. 乾燥して装着 - 完全に乾かしてからトレーを戻します。

 

糸くずフィルター

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【必要な道具】


  • 歯ブラシ

  • ぬるま湯(45~50℃)

  • 中性洗剤

  • 浴室用洗剤


洗濯機の糸くずフィルターの掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. フィルターの取り外し - 洗濯機の説明書を確認し、糸くずフィルターを外します。

  2. ゴミの除去 - フィルター内の糸くずやホコリを取り除きます。

  3. 歯ブラシ洗い - 中性洗剤を付けた歯ブラシで網目部分を丁寧にこすり、掃除します。

  4. 酸素系漂白剤つけ置き - カビがある場合は、45〜50℃のぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分間つけおき後、洗い流して完全に乾燥させます。

  5. 洗濯機側の清掃 - フィルターを外した部分に浴室用洗剤をスプレーし、歯ブラシで溝の汚れを除去します。

 

ゴムパッキン

【必要な道具】

  • ゴム手袋

  • 雑巾

  • 歯ブラシ

  • 中性洗剤・カビ取り剤

  • キッチンペーパー


洗濯機のゴムパッキンの掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. ホコリ除去 - 乾いた雑巾で表面を拭き、歯ブラシでゴムパッキンの中に溜まったホコリをかき出します。

  2. 洗剤・漂白剤の塗布 - カビ部分に中性洗剤またはカビ取り剤を付け、キッチンペーパーを貼って湿らせた状態で15~30分放置します。

  3. 洗い流し - 水拭きで洗剤を除去したあと、洗濯機のすすぎ運転で最終洗浄します。

  

洗濯パン(防水パン)

【必要な道具】

  • フローリングワイパー

  • 針金ハンガー

  • ストッキング

  • 中性洗剤


洗濯機の洗濯パンの掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】


  1. ホコリ除去 - フローリングワイパーを洗濯機の下に差し込み、ホコリやゴミを拭きます。

  2. 狭い隙間の清掃 - 針金ハンガーに布とストッキングを巻き、静電気でホコリを吸着し、狭い隙間からゴミを取り除きます。

  3. 中性洗剤で拭き掃除 - 布を水で濡らし、中性洗剤を含めて洗濯パン全体を拭き上げます。


排水口

【必要な道具】

  • 歯ブラシ

  • 洗剤

  • パイプクリーナー


洗濯機の排水口の掃除方法は、以下の手順で行います。


【掃除手順】

  1. 歯ブラシでこすり取る - 水や洗剤をつけて、こびりついたゴミを歯ブラシでこすり取ります。

  2. パイプクリーナーで洗い流す - 排水口に液体パイプクリーナーを注ぎ、約30分間放置後、洗い流します。

 

今日からできる!洗濯機のカビ・汚れの予防法

洗濯機のカビや汚れを予防するために、今日から実践できる具体的な方法を紹介します。

簡単にできる対策を選びましたので、ぜひご家庭で試してみてください。
 

①フタは開けておく

洗濯機の中は常に水分で濡れた状態になっているため、フタを閉めたままにしておくと、カビが繁殖しやすくなります。

洗濯機のフタは、洗濯のとき以外は開けるようにして、乾燥させておきましょう。

②洗剤の使用量を守る

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洗剤の使用量を守りましょう。洗剤が多すぎると溶け残り、せっけんカスとなって汚れの原因になります。
また、余分な洗剤はカビの栄養源となり、カビが繁殖してしまう恐れもあるので注意が必要です。
洗剤のパッケージに記載されている使用量の目安を確認して、規定の量を守るようにしてください。

③洗濯後は洗濯物をすぐに干す

洗濯物をぬれた状態で置いておくと、雑菌やカビが発生してしまいます。
洗濯物は、洗濯が完了したらすぐに干す習慣をつけましょう。
すぐに干せない場合は、洗濯機の中で放置するのではなく、洗濯物をカゴなどに移し、洗濯機のフタを開けて内部を乾燥させてください。
 

④洗濯機は洗濯カゴとして使用しない

洗濯機のカビを防ぐためにも、洗濯カゴのように衣類を入れたままにしておくのは避けた方がよいでしょう。
洗濯前の衣類を洗濯機の中にためていると、湿気がこもるだけでなく、衣類に付着している汚れがエサとなり、カビが生えやすくなってしまいます。
洗濯機を使用する直前まで洗濯物は中に入れず、ランドリー用のカゴを使用するようにしましょう。

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット3つ

ご家庭での掃除では対処しきれないほど洗濯機のカビ・汚れがひどい場合は、プロの手を借りるのも一つの方法です。
ここからは、洗濯機清掃をプロに依頼するメリットを3つ紹介します。
 

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット①洗浄効果の差

市販クリーナーの限界には限界があり、表面の軽度な汚れは除去可能であっても、洗濯槽の裏側やパルセーター(底のカバー)に付着した黒カビ・洗剤カスは完全に除去できません。
一方、プロの業者であれば、専門器材を使った分解洗浄で徹底的に丸洗いしてくれます。
高圧洗浄やプロ用洗剤を活用し、「目に見えない部分」の汚れまで根こそぎ除去可能です。
自分で掃除しても洗濯機のカビ・汚れが収まらなければ、洗濯機クリーニングを扱っている専門業者への依頼を検討しましょう。
 

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット②安全な作業実施

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自力での洗濯機分解は、部品破損や組み立てミスの危険性が高く、修理費用が発生する恐れもあります。
業者に依頼した場合は、洗濯機の構造を熟知したプロのスタッフが分解作業を行うため、故障リスクを最小限に抑えられるのがメリットです。
防水処理や電気系統への配慮も万全で、部品破損や事故のリスクも回避できます。
 

洗濯機清掃をプロに依頼するメリット③有益なアドバイスの提供

業者に洗濯機クリーニングを依頼した場合には、洗濯機の適切なメンテナンス方法についてアドバイスを受けられるのも嬉しいポイントです。
例えば、洗剤の使い方や運転頻度、適切なお手入れのポイントなど、今後の汚れ予防に役立つ専門知識を得られます。
 
 

業界最大手「おそうじ本舗」の洗濯機掃除サービスをご紹介!

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おそうじ本舗の洗濯機クリーニングは、除菌率99.9%以上のオリジナル洗剤を採用し、目に見えない汚れまでしっかり除去するのが特徴です。
対応している業者が少ないドラム式洗濯機の分解洗浄に対応しているのも注目ポイント。
この分解洗浄を利用すれば、洗濯機を分解したうえでパーツごとに細かな部分まで丁寧に洗い上げます。
洗濯パンや排水口の汚れもクリーニングにするオプションも用意しているので、隅々まで美しくしたい方にもおすすめです。
技術力の高いプロのサービスマンが、あらゆる洗濯機のクリーニングに対応しますので、まずはぜひ無料見積もりからご利用ください。
 

まとめ

カビや雑菌が繁殖しやすい環境の洗濯機には、見た目以上に汚れがたまっています。
日頃のお手入れにプラスして、衣替えするタイミングで洗濯機のカビや汚れを落とし、洗濯物の清潔を保ちましょう。
「1年以上お掃除していない」「お掃除する時間が無い」という場合は、プロの洗濯機掃除サービスを取り入れて、汚れをリセットするのもおすすめです。
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