おそうじ本舗ブログ

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エアコンは暑い夏や寒い冬に欠かせない家電ですが、時々変な音がすることがありませんか?エアコンから異音がすると、故障の前兆かもしれないと不安になりますよね。しかし、必ずしも異音が故障のサインというわけではありません。エアコンから異音がする原因はさまざまで、対処法もそれぞれ異なります。この記事では、エアコンから異音がするときに確認すべきポイントや、音の種類別の原因と対処法をご紹介します。

エアコンから異音がするときにチェックすべきポイント

もしエアコンから変な音が聞こえたら、まず以下のポイントをチェックしてみましょう。

- エアコンを運転しているかどうか
- 音がする場所(室内機・室外機・その他)
- 音の種類(カタカタ・キュルキュル・ミシミシなど)
- 異音以外の不具合(冷えない・水漏れ・ニオイなど)

これらのポイントによって、異音の原因や対処法が変わってきます。次の項目で詳しく見ていきましょう。

エアコンから異音がする原因と対処法

エアコンを運転しているときに異音がする場合は、エアコン自体に何らかの問題がある可能性が高いです。部屋の中で音が聞こえる場合は**室内機**、外から音が聞こえる場合は**室外機**をチェックしましょう。

室内機から音がする場合

室内機から異音がする場合は、以下のような原因が考えられます。

- フィルターにゴミや埃が詰まっている
- ファンモーターのベアリングや軸が劣化・故障している
- お掃除ロボットや部品が破損・ずれている
- 熱交換器や本体カバーが温度変化で膨張・収縮している

まずは、フィルターにゴミや埃が詰まっていないか確認しましょう。フィルターは定期的に掃除機で吸って汚れを取り除く必要があります。フィルターにゴミや埃が詰まると、空気の流れが悪くなり、ファンに負担がかかります。その結果、ファンが回転しづらくなり、異音が発生することがあります。また、フィルターの汚れはエアコンの冷暖房効率を低下させたり、カビやニオイの原因になったりするので、注意が必要です。

フィルターの掃除をしても異音がする場合は、ファンモーターのベアリングや軸が劣化・故障している可能性があります。ファンモーターはエアコンの使用時間や環境によって摩耗していきます。ファンモーターに不具合があると、キュルキュルやキーンといった高い音がすることがあります。この場合は、修理や交換が必要になるので、メーカーや修理業者に相談しましょう。

また、お掃除ロボットや部品が破損・ずれている場合も異音の原因になります。お掃除ロボットはエアコン内部を掃除する機能ですが、故障や破損によってエアコン内部の部品にぶつかって音がすることがあります。部品が破損・ずれている場合は、ガコンガコンといった金属同士がぶつかるような音がすることがあります。この場合も、修理や交換が必要になるので、メーカーや修理業者に相談しましょう。

最後に、熱交換器や本体カバーが温度変化で膨張・収縮している場合は、異音ではありません。熱交換器はエアコン内部にある金属製の部品で、冷媒と呼ばれる液体を通して冷暖房を行います。熱交換器は温度によって膨張したり収縮したりしますが、その際にミシミシという音が聞こえることがあります。本体カバーもプラスチック製なので、温度変化でキシキシピキッという音が聞こえることがあります。これらは正常な作動音なので、心配する必要はありません。

室内機からする通常音

いわゆるエアコンの動作音であれば正常に動いているという事ですので心配はいりません。
ただし、同じような音でも「いつもとちょっと違う」「音が大きい」という場合は異常の可能性がありますので業者に見てもらいましょう。

冷媒(冷却剤)の循環による音: 

冷媒がシステム内を流れる際に発生する音。通常、これはエアコンの正常な動作に伴う音であり、特に問題はありません。冷媒の循環音は避けられませんが、異常な大きさや頻度がある場合は専門家に点検してもらうことが良いでしょう。


金属部品の膨張:

エアコンの動作によって、内部の金属部品が熱膨張することで音が発生することがあります。


コンプレッサーの動作
エアコンのコンプレッサーは、冷媒を圧縮して冷やし、室内に送り込む重要な部品です。コンプレッサーが起動する際に、ミシッという短い音が聞こえることがあります。これは通常、正常な動作であり心配することはありません。

エアコンの始動時
エアコンが始動する際に、内部の部品が動き始めるため、わずかな音が発生することがあります。これは通常、エアコンの初期段階で聞こえるもので、しばらくすると音が落ち着くことがあります。

バルブの開閉
エアコン内の冷媒の流れを制御するために、バルブが開閉されることがあります。この際にもミシッという音が発生することがありますが、これも一般的な動作です。
風の流れによる音: 
エアコンが動作している際に、風がダクトやフィンなどの部分を通過する際に音が生じることがあります。これも一般的な現象であり、特に問題はありません。
ただし、ダクトやフィンなどの部分に何か異物が入り込んでいる可能性もあるため、点検して清掃することが望ましいです。

エアコンの異常の可能性あり 異音による清掃か修理か見極めのポイント

エアコンのフィルターやダストボックスがきちんと装着されていないときに出る音です。フィルターやダストボックスは、空気中のホコリや花粉などを取り除く役割を果たしていますが、それらが目詰まりすると風量が低下したり、本体の振動が増したりします。その結果、「ガタガタ」という音が発生することがあります。

部品を取り付け直すと、音が鳴らなくなることもありますが、基本はフィルターやダストボックスを掃除してもらうことです。
フィルターやダストボックスの掃除は、2週間に1回程度行うことが望ましいです。また、エアコンクリーニング業者に依頼して、エアコン内部までキレイにしてもらうこともおすすめです。
エアコンのファンやモーターに問題があるときに出る音です。ファンは、空気を送るために回転する部品ですが、その回転軸を支えるベアリングが劣化したり潤滑剤であるグリスが不足していたりするすると、「キュルキュル」という高い音がします。また、ファンにホコリやカビが詰まっていたり、バランスが崩れていたりすると、「カラカラ」という乾いた音がします。

この場合の対処法は、エアコンクリーニングや修理を専門業者に依頼することです。自分でファンやモーターを分解したり交換したりするのは危険ですので、絶対にやめてください。専門業者に依頼するときには、エアコンのメーカーや型番、購入年月日、異音の状況などを伝えてください。

エアコンのドレンホースに外気が入り込むときに出る音です。ドレンホースは、エアコン内部で発生した水分を排水するためのホースですが、その中に空気が入ってしまうと、水と空気がぶつかって「ポコポコ・ボコボコ」という音がします。この現象は、気密性の高い部屋や雨や強風の日によく起こります。
この場合の対処法は、まず部屋の窓を開けて換気をしてみることです。
ドレンホースの詰まりも、この音の原因の一つとして考えられます。ドレンホースが詰まっていると上手く排水できず、ボコボコと音が出ることがあります。もし、雨が降っていないときでもボコボコと音が出るなら、ドレンホースが詰まっている可能性が高いでしょう。そのまま放置すると、異音だけでなく水漏れすることもあるので、早めに対処する必要があります。
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エアコンから明らかに変な音がする場合は、すぐに電源を切って業者を呼びましょう。
そのままにしておくと、エアコンが故障したり火事を引き起こしたりするケースもあります。

室外機から異音がする場合

室外機から異音がする場合は、以下のような原因が考えられます。

- フィルターにゴミや埃・枯れ葉・虫などが詰まっている
- 室外機と壁や物などが接触している
- ファンモーターや圧縮機などの部品が劣化・故障している

室外機も室内機と同様に、フィルターにゴミや埃・枯れ葉・虫などが詰まっていないか確認しましょう。室外機は屋外にあるので、どうしても汚れやゴミがたまりやすくなります。フィルターにゴミや埃・枯れ葉・虫などが詰まると、空気の流れが悪くなり、ファンに負担がかかります。その結果、ファンが回転しづらくなり、異音が発生することがあります。また、フィルターの汚れはエアコンの冷暖房効率を低下させたり、故障の原因になったりするので、注意が必要です。
室外機と壁や物などが接触している場合も、振動が伝わって異音がすることがあります。室外機はエアコンの稼働時に常に振動しますが、その振動が壁や物に伝わると、ガタガタやカタカタといった音が聞こえることがあります。室外機と壁や物などに隙間をあけることで、異音を防ぐことができます。

ファンモーターや圧縮機などの部品が劣化・故障している場合は、修理や交換が必要になります。ファンモーターや圧縮機はエアコンの重要な部品で、冷媒を循環させて冷暖房を行います。これらの部品に不具合があると、キュルキュルやキーンといった高い音や、ガンガンといった大きな音がすることがあります。この場合は、メーカーや修理業者に相談しましょう。

室外機機からする通常音

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冷媒の流れ:

エアコン室外機には冷媒が流れるパイプがあります。これらのパイプ内を冷媒が循環する際に、シュルシュという音が発生することがあります。これは、冷媒が圧縮され、室内機と室外機の間で熱交換が行われる過程で生じるものです。


ファンの動作: 

エアコン室外機には冷却ファンがあります。ファンが回転する際に、空気を押し出すためにプシュプシュという音が発生することがあります。これは、エアコンの冷却機能が作動している証拠であり、正常な動作です。

室外機の異常の可能性あり

プロペラやコンプレッサーに問題が発生しているとき、ガラガラという音が出ることが多いです。特に、コンプレッサーはエアコンの中で重要な箇所なので、そのまま使い続けると故障する可能性が高くなります。

また、ファンに異物が当たっている、ファンを止めてあるネジが緩んでいる、モーターの故障などの可能性もあります。

エアコンの初期不良、モーターの劣化や故障などの可能性があります。
エアコン室外機内部の部品が破損しているとき、ガゴンガゴンと大きな音が出ることが多いです。このような音がするときは、すぐに使うのを中止して修理の依頼を出してください。そのまま使うと、破損した部品がファンなどに巻き込まれたり電子部品に接触したりして、事故を引き起こすことがあります。

音が鳴り始める前にエアコンをお手入れ

エアコンを常にキレイにしておくと、異常な音が鳴り始めるのを抑えることがあります。
また、酷い汚れが故障につながることもありますので、日頃からお手入れをしてキレイな状態を保ちましょう。

月に1度は自分でお手入れ

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前出の通り、フィルターにゴミや埃が詰まると、空気の流れが悪くなり、ファンに負担がかかります。その結果、ファンが回転しづらくなり、異音が発生することがあります。
また、エアコンの効きが良くなり快適な温度に早く達することができたり、電気代が節約できたりもします。
フィルタの清掃はご自身で行える機種がほとんどですので、月1回を目安に是非フィルタのお掃除を行ってみてください。

1)エアコンの電源を切ります。安全のために必ず行ってください。

2)エアコンの前面パネルを開けます。型やメーカーによって異なりますが、一般的には上部や側面にあるボタンやレバーを押したり引いたりして開けることができます。

3)フィルターを取り外します。パネルの内側にあるフィルターを持ち上げたり引き出したりして取り外します。

4)フィルターを掃除します。水洗いする場合は、ぬるま湯に中性洗剤を少量溶かし、やさしく揉んで汚れを落とします。水洗いしない場合は、掃除機やブラシでホコリやゴミを取り除きます。

5)フィルターを乾かします。水洗いした場合は、水気を切ってから日陰でよく乾かします。水洗いしない場合は、そのままでも大丈夫です。

5)フィルターを取り付けます。乾いたフィルターを元の位置に戻し、パネルを閉めます。

6)エアコンの電源を入れます。動作確認をしてください。

年に1度のプロへのエアコン洗浄依頼

エアコンは1ヵ月に1回フィルターを掃除することで、効率や健康に良い効果があります。しかし、それだけでは十分ではありません。エアコンは内部にも汚れや劣化が進んでいる可能性があります。そのため、エアコンの故障を異音や故障を避けるためにも、年に1度はプロに依頼してエアコンのクリーニングや点検をしてもらうことをオススメします。
最近はスプレー式のエアコンクリーナーが売っていますが、絶対に自分で内部クリーニングを行ってはいけません!
エアコン内部の配線端子に洗浄液が付着すると異常な熱が生じ、火災につながる恐れがあります。


エアコンの内部洗浄は必ずプロに依頼しましょう。

おそうじ本舗のエアコンクリーニング完全分解洗浄

「おそうじ本舗」のエアコン完全分解洗浄は、通常のエアコンクリーニングでは取り外さない部品を完全に取り外し、エアコンのすみずみまで徹底的に洗浄するワンランク上のエアコンクリーニングです。完全分解洗浄では、通常のクリーニングでは分解しないドレンパンと送風ファンまで完全に分解するため、掃除しにくいアルミフィンの裏面など隅々まで洗浄できるというメリットがあります。
各パーツを分解して洗浄するので、エアコン内部に蓄積された汚れやカビを徹底的に除去。洗浄残しもほぼありません。完全分解洗浄の場合、ドレンパンと送風ファンを取り外すことでエアコン内部の裏側がむき出しになり、通常のクリーニングでは掃除しにくい裏側まで綺麗に洗浄できます。汚れやカビが蓄積しやすいドレンパンや送風ファンもパーツごとに洗浄できるため、細部の汚れが落としやすくなります。
「おそうじ本舗」のエアコン完全分解洗浄は、専門知識と技術を持つプロのスタッフが行うため、安心してご依頼ください。

おそうじ本舗「大崎店」の特徴

おそうじ本舗「大崎店」は、掃除の技術や実績を競い合う、おそうじ本舗フランチャイズ全国大会で2年連続最優秀賞を受賞しています。
お客様の掃除に対する悩みに対して真摯に手助けし、お客様のニーズに合せたサービス提供を心がけていることが、この輝かしい受賞へと繋がりました。
清潔感と丁寧な対応を心がけ、お客様のことを第一に考えられる店舗として、高く評価されています。
大崎店では、エアコンクリーニング以外にも、家の中の清掃にかかわるサービスをすべて導入しています。
お客様のご自宅へ伺って清掃をするのはもちろん、電話による相談だけでも大歓迎です。
おそうじ本舗大崎店は、スタッフの対応力や技術力の高さにも定評がありますので、分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

まとめ

エアコンから聞こえる音には、正常な動作音と異常な異音があります。正常な動作音は、エアコン内部に流れるガスや空気の音で、問題ありません。しかし、異常な異音は、エアコンの故障や汚れのサインかもしれません。。エアコンの音に注意して、快適な空調環境を保ちましょう。
また、異常音や故障が発生しにくくなるように定期的なメンテナンスを行うように心がけましょう。
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埋込式エアコンは、天井に埋め込まれるタイプのエアコンであり、広いスペースを効果的に冷暖房する能力と美しい外観が特徴です。しかし、一方で考慮すべき点も存在します。本記事では、埋込式エアコンのメリットとデメリットについて詳しく探ってみましょう。

天井埋め込み型エアコンのメリット

埋込式エアコンには、数多くのメリットがあります。そのため一般のご家庭でも埋込式にされることが増えているようです。

美しい外観:

天井埋込式エアコンの最大のメリットは、本体が天井裏の中に隠れることになるため、部屋をスッキリさせることができることです。壁掛け式エアコンは、壁に取り付けるため、部屋の雰囲気を壊したり、圧迫感を与えたりする可能性があります。しかし、天井埋込式エアコンなら、目立たない場所に設置できるため、インテリアデザインや空間の統一感を損なうことなく、快適な環境を演出することができます。また、天井に埋め込まれることで壁や床のスペースを有効活用することも可能です。


また、天井埋込式エアコンは、配管やダクトも見えないように工事できるため、外観がより美しくなります。壁掛け式エアコンは、配管やダクトを壁に沿わせる必要がありますが、これらも目につくと不格好に見えることがあります。天井埋込式エアコンなら、配管やダクトを天井裏に通すことができるため、見た目がスッキリします。

均一な空気分布

天井埋込式エアコンは、天井から冷風や温風を分配するため、空気の均一な分布が可能です。部屋全体に効果的に冷暖房を行うことができ、快適な環境を維持することができます。また、冷風や温風が直接体に当たらないため、風の不快感を軽減することもできます。

静音性

埋込式エアコンは、エアコン本体が天井に埋め込まれるため、運転時の騒音が低減されます。静かな環境を保ちながら快適な冷暖房を享受することができます。特に、オフィスやホテル、レストランなどの商業施設では、静音性が重要な要素となります。

大容量冷暖房

埋込式エアコンは通常、大容量の冷暖房能力を持っています。商業施設や大規模な住宅など、広いスペースを効果的に冷暖房することができます。そのため、広いエリアを一斉に快適な温度に保つことが可能です。また、複数の室内ユニットを連携させることで、個別の温度管理ができるゾーン制御も実現できます。

省スペース

埋込式エアコンは天井に埋め込まれるため、壁や床のスペースを有効活用することができます。特に、狭い室内空間や天井の高さが限られている場所でも、効率的に冷暖房を行うことができます。これにより、スペースの有効活用やレイアウトの自由度が向上し、室内の使い勝手を向上させることができます。
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天井埋め込み型エアコンのデメリット

埋込式エアコンには、以下のようなデメリットも考慮する必要があります。

設置コスト

埋込式エアコンは、専門的な施工が必要となるため、設置コストが高くなる場合があります。天井への配管や配線、取り付け作業などが必要であり、それに伴う費用や工期を考慮する必要があります。また、施工時には天井の構造や強度を確認し、適切な補強や補修が必要な場合もあります。

修理やメンテナンスの困難さ

埋込式エアコンは、天井に埋め込まれているため、修理やメンテナンスが一般家庭のエアコンよりも困難となる場合があります。エアコン本体へのアクセスが制限されるため、故障や定期的な清掃・点検などの作業がより複雑になる可能性があります。修理やメンテナンスを行う際には、専門の技術者に依頼する必要があります。

設置場所の制約

埋込式エアコンは、天井に埋め込むためのスペースが必要となります。天井の構造や設計によっては、埋込みが難しい場合もあります。また、後からの設置や移設も困難な場合がありますので、インストール設置場所を慎重に選ぶ必要があります。天井の高さや強度、配管や配線のルートなどを考慮し、事前に適切な計画を立てることが重要です。

個別制御の制約

埋込式エアコンは、一つのエアコンで複数の部屋を冷暖房する場合、個別に温度や風量を調整することが難しい場合があります。部屋ごとに個別の温度設定が必要な場合は、別途個別のエアコンユニットを設置する必要があります。また、ゾーン制御を導入する場合も、追加の設備や費用が必要となる場合があります。

天井埋め込み型エアコンのクリーニングはプロにお任せ!

エアコンはこまめにメンテナンスをおこなった方がいいのはわかっていても、目を向けた先が天井の真ん中だとなかなか手が出ないという方が多いのではないのでしょうか?

自分でできるフィルター清掃

天井埋め込み型エアコンのクリーニングは、自分でできる部分とプロに依頼する部分があります。自分でできるのは、壁掛形エアコンと同じくフィルターの掃除のみです。
フィルターは、エアコンのパネルを外して取り外し、掃除機や水洗いでホコリや汚れを落とします。

フィルター交換は自分できるといっても設置位置の問題でなかなかやりにくく業者に任せてる、という方がほとんどではないでしょうか。
おそうじ本舗では天井に埋め込まれているため、お掃除しにくい天井取付型業務エアコンの簡易クリーニングも承っています。

プロにしかできない「内部洗浄」

必ずプロに依頼していただくのは、エアコン内部の洗浄です。これは絶対にご自身で行ってはいけません。

エアコン内部には、ドレンパンや熱交換器などの部品があり、カビやドレンスライムが発生する可能性があります。
ドレンスライムとは、微生物やカビが繁殖して発生する粘り気のある物質の事です。
エアコンは室内の空気を冷やすために湿度を下げる働きをしますが、その過程で空気中の水分が凝結し、水滴となってエアコン内部に集まります。その水滴はドレンパンと呼ばれる受け皿に集められ、排水管を通じて室外に排出されます。
しかし、湿度の高い環境やエアコンの使用状況によって、ドレンパン内の水が停滞し、微生物やカビの繁殖を促す条件が整うことがあります。これによってスライムが発生し、ドレンパンや排水管、さらにはエアコン本体の内部にまで広がることがあります。
これらの汚れを放置すると、エアコンの効率が悪くなったり、故障や水漏れの原因になったりします。
このような状態は長く放置するほど悪化します。エアコンの内部洗浄で改善しましょう。

エアコン内部の洗浄は、1年に1回が目安です。

天井取付型エアコンクリーニングの分解洗浄の流れ

「エアコンを洗浄するといいのは分かったけどどんなことをするの?」と気になる方へ、作業工程をご紹介いたします。
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1.まわりを汚さないようにしっかり養生します。
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2.本体カバー、フィルターを取り外して、一つひとつ洗浄します。
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3.本体をしっかり養生して、専用機材で内部のアルミフィン、送風ファンなどを徹底的に洗浄します。
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4.内部を洗浄してしつこい汚れはブラシでこすり落とします。
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5.最後はおそうじ本舗オリジナル防カビ剤仕上げ。
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6.部品を組み立てて、全体を乾拭き。試運転をして作業完了です。

天井埋め込み型エアコンのクリーニングでコスト削減!

天井埋め込み型エアコンは強力に広い範囲をカバーできる分、多くの電力を使います。
汚れたエアコンは空気を吸い込んでから温度調節して風を放出するまでの間がいちばん電力を消費します。その部屋の温度が設定温度に達するまでに時間がかかってしまうと、電気代が高くなる原因となります。
使用状況によって前後しますが、大体2~3年ほど使用している天井取付型エアコンにおいて、一度も清掃を行っていないエアコンに関しては、15%程余計に電気料金がかかっている場合があります。
エアコンを回しっぱなしになるような本格的な夏になる前に、コスト削減の準備としてエアコン洗浄クリーニングを是非お勧めします。

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おそうじ本舗のエアコンクリーニング完全分解洗浄

おそうじ本舗は、専用の研修センターで技術力を磨いたスタッフが最新技術を駆使してクリーニングを行い、綺麗な仕上がりを実現しています。さらに、業界No.1の店舗数を誇るおそうじ本舗は、業界トップクラスのサービス品質を提供しています。
おそうじ本舗のエアコン完全分解洗浄は、通常のエアコンクリーニングでは落としきれないエアコンの細部の汚れやカビを徹底除去することができます。このクリーニングでは、ドレンパンと送風ファンも完全に分解することで、エアコンのすみずみまで徹底的に洗浄することができます 。通常のエアコンクリーニングでは取り外さない部品を完全に取り外し、エアコンのすみずみまで徹底的に洗浄するワンランク上のエアコンクリーニングです 。

おそうじ本舗「大崎店」の特徴

おそうじ本舗「大崎店」は、掃除の技術や実績を競い合う、おそうじ本舗フランチャイズ全国大会で2年連続最優秀賞を受賞しています。
お客様の掃除に対する悩みに対して真摯に手助けし、お客様のニーズに合せたサービス提供を心がけていることが、この輝かしい受賞へと繋がりました。
清潔感と丁寧な対応を心がけ、お客様のことを第一に考えられる店舗として、高く評価されています。
大崎店では、エアコンクリーニング以外にも、家の中の清掃にかかわるサービスをすべて導入しています。
お客様のご自宅へ伺って清掃をするのはもちろん、電話による相談だけでも大歓迎です。
おそうじ本舗大崎店は、スタッフの対応力や技術力の高さにも定評がありますので、分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

まとめ

天井埋込式エアコンは空間の有効利用性、静穏性など、一般のメリットも非常に多く、一般の家庭でもご利用が増えてきていますが、費用やメンテナンスの面からのデメリットも考慮しましょう慎重に考慮しましょう。
メンテナンスの面からのデメリットについては、内部洗浄はもちろんこまめに行うフィルタ交換もプロに任せてしまうのもアリです。きちんとしたメンテナンスで、省エネ・電気代節約を上手に行いましょう。
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日本では、原発事故や火力発電所の老朽化、再生可能エネルギーの普及不足などにより、電力供給が不安定になっています。その結果、電力会社は燃料費や発電コストの高騰を理由に、電気代を値上げしています。


政府は電力大手7社が申請していた家庭向け電気料金の値上げ幅を確定する査定方針を了承しました。

6月1日の使用分から以下の幅で値上げが実施されます。

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実際には政府による激変緩和措置での補助金が出ているため、一般家庭ではほぼ変わらない地域が多いようですが、その緩和措置も10月で終わってしまう予定です。
このような電気代高騰は、家庭や企業にとって大きな負担となります。
もちろん高騰しているのは電気代だけではありません。ガスや食品なども高騰しており、少しでも家計を圧迫している物を減らしたい方は多いと思います。

一般家庭での電気の使用方法の割合は、以下のようになっています。

・通年では、エアコン(30.3%:冷房:6.8%、暖房:13.5%)、冷蔵庫(19.0%)、照明(11.2%)、給湯(12.1%) の4つの家電で全体の60%以上を占めています。
・夏場は、エアコン(34.2%)、冷蔵庫(17.8%) が全体の電気使用量の50%以上を占めています。
・冬場は、エアコン(32.7%)、給湯(12.5%) が全体の電気使用量の45%以上を占めています。

このように、エアコンは電気使用量の多くの割合を占めています。冷蔵庫などの電気料金を抑えるというのは難しいと思いますので、エアコンをいかに効率的に使用するかが電気代節約の大きなポイントとなってきます。

エアコンを効率的に利用

エアコンの使い方を工夫することにより、電気代を大きく減らすことができる可能性があります。

適切な温度の設定

エアコンの適切な温度は、季節や環境によって異なりますが、一般的には、夏の冷房は28度、冬の暖房は20度が目安とされています。これは環境省が推奨する室温の目安であり、エアコンの設定温度ではありません。

エアコンの設定温度は、室内の温度や湿度、日差しや風通し、室内にいる人の体調や服装などを考慮して調整する必要があります。設定温度を高くすると電気代を節約できますが、快適さや健康面も重視しましょう。

サーキュレーターなどで室内の空気を循環させる

サーキュレーターは、空気を循環させることで、エアコンの効果を高める家電です。エアコンと併用することで、室内の温度を均一にすることができます。

これにより、エアコンの設定温度を必要以上に上げたり下げたりする必要がなくなり、無駄な電気代を節約できるというメリットがあります。

具体的には、冷房時はサーキュレーターを天井に向けて回し、冷たい空気を上部に送ることで涼しさを感じられるようにします。暖房時はサーキュレーターを床に向けて回し、暖かい空気を下部に送ることで暖かさを感じられるようにします。

サーキュレーターの電気代は1時間あたり約0.78円ですが¹、エアコンの設定温度を1度上げたり下げたりするだけで10%程度の節電効果があると言われています。そのため、サーキュレーターを使うことでエアコンの電気代を大幅に節約できる可能性があります。

湿度を調整する

エアコン利用時、湿度を調整することで節電につながる理由は、体感温度とエアコンの出力に関係があるからです。
体感温度とは、実際の気温だけでなく、湿度や風などの環境要因や個人の体調や服装などによって変わる、人が感じる温度のことです。
一般的に、暑いときは低湿で涼しく感じ、寒いときは高湿で暖かく感じます¹²。逆に、暑いときに高湿だとムシムシして不快に感じたり、寒いときに低湿だとカラカラして乾燥したりします。
したがって、エアコン利用時に湿度を適切に調整することで、体感温度を快適に保つことができます。例えば、冷房時には除湿機能を使って湿度を下げたり、暖房時には加湿器を使って湿度を上げたりすることで、設定温度を必要以上に上げたり下げたりする必要がなくなります。

これにより、エアコンの出力を抑えることができます。エアコンの出力とは、エアコンが室内の温度を変えるために使う電力のことです。出力が高ければ高いほど、消費電力も多くなります。

エアコンの消費電力は設定温度に大きく影響されます。冷房時は設定温度を1℃高めると約13%、暖房時は設定温度を1℃下げると約10%も節電効果があると言われています³。

つまり、エアコン利用時に湿度を調整することで、体感温度を快適に保ちながら設定温度を節約できる範囲で変えることができれば、エアコンの出力を抑えて消費電力を節約できる可能性があります。

エアコンメンテナンスで根本から節電!

エアコンの電気代を節約するためには、上記のように設定温度や湿度などに気を付けることも大切ですが、それだけでは不十分です。実は、エアコンの内部に溜まったホコリやカビなどの汚れが、消費電力や冷暖房効果に大きな影響を与えているのです。

そこでおすすめなのが、エアコンクリーニングです。エアコンクリーニングとは、エアコンの室内機を分解して、フィルターやファン、熱交換器などの部品を専用の洗剤や機器で洗浄することです。エアコンクリーニングをすることで、エアコンの汚れを根本的に除去し、消費電力や冷暖房効果を改善することができます。

ご自身で行えるフィルターの掃除

まず、エアコンフィルターのおそうじはご自身で手軽にできるメンテナンスです。
フィルターはエアコン室内機の内部にある、細かい網目状の部品です。
エアコンフィルターの役割は、空気中のほこりやカビ、臭いなどを取り除き、エアコン内部を清潔に保ち、冷暖房効率を高めることです。
エアコンの内部が汚れると、エアコンの能力が低下し、電気代が高くなることがあります。
フィルターが汚れていると、室内の空気をエアコン内部に十分に取り込めず、エアコンの能力が低下します。
フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電力を使ってしまいます。
こまめに掃除することで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になります。月に2~3度を目安に行うようにしましょう。

フィルター掃除のコツ

・フィルターを外す前に掃除機をかける
いきなりフィルターを外すと、その衝撃でホコリが落ちてしまうため床まで掃除しなくてはなりません。ホコリが舞い散るのを防ぐため、フィルターを取り外す前に、まずはフィルターやその周辺に付いたホコリを掃除機で吸い取ります。

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・フィルターの表側から掃除機をかける

取り出したフィルターには、まだホコリがたくさん付着しています。ホコリの多くはフィルターの表側に付いていますので、表側からそっと掃除機をかけましょう。裏側から掃除機で吸ってしまうと、ホコリがフィルターの目に詰まってしまいます。



・フィルターを裏側から水洗いする 掃除機で吸うだけでは、細かいホコリを完全に取り切ることはできません。汚れが気になる時は、浴室でシャワーをかけて水洗いしましょう。 この時、表側から水圧をかけるとホコリが詰まってしまうので、掃除機とは逆に裏側からシャワーを当てましょう。水洗いで落ちない汚れが付いている場合は、台所用の中性洗剤を水で薄め、古歯ブラシなどの柔らかいブラシを使って優しく洗うと、フィルターを傷めずに掃除できます。

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プロに任せるエアコン内部の掃除

送風ファンの汚れも風量の低下を引き起こす原因の一つです。
エアコンの送風ファンが汚れていると、エアコンの能力が低下し、電気代が上昇する可能性があります。ファンに汚れが付着すると、ファン接触部の摩擦力が大きくなって空気の流れが悪くなり、冷房や暖房の効果が低下します。ここでの汚れというのは、フィルターをすり抜けたホコリだけではなく、油汚れや繁殖したカビなども含みます。
エアコンは室温が設定温度に達するまでフル稼働しますが、汚れていると風量が弱まり、設定温度に達するまでに余計な時間を必要とするため、通常よりも多くの電力を消費してしまう可能性があるのです。

プロに依頼する理由

送風ファンなどのエアコン内部のクリーニングは、専門の技術を持ったプロに依頼する必要があります。なぜなら、プロはエアコンの内部構造やクリーニング手法に精通しており、効果的かつ安全な方法でクリーニングを行うことができるからです。プロは適切な道具と知識を持っており、エアコン内の汚れや詰まりを効果的に取り除くことができます。これにより、エアコンの効率が向上し、電気消費量を削減することができます。
自己で行った場合、適切な清掃やメンテナンスができない可能性があり、望ましい効果やクリーンな環境の実現が困難です。また、誤った手順や適切でない取り扱いにより、エアコンの故障や損傷の原因となる恐れがあります。

おそうじ本舗のエアコンクリーニング完全分解洗浄

「おそうじ本舗」のエアコン完全分解洗浄は、通常のエアコンクリーニングでは取り外さない部品を完全に取り外し、エアコンのすみずみまで徹底的に洗浄するワンランク上のエアコンクリーニングです。完全分解洗浄では、通常のクリーニングでは分解しないドレンパンと送風ファンまで完全に分解するため、掃除しにくいアルミフィンの裏面など隅々まで洗浄できるというメリットがあります。
各パーツを分解して洗浄するので、エアコン内部に蓄積された汚れやカビを徹底的に除去。洗浄残しもほぼありません。完全分解洗浄の場合、ドレンパンと送風ファンを取り外すことでエアコン内部の裏側がむき出しになり、通常のクリーニングでは掃除しにくい裏側まで綺麗に洗浄できます。汚れやカビが蓄積しやすいドレンパンや送風ファンもパーツごとに洗浄できるため、細部の汚れが落としやすくなります。
「おそうじ本舗」のエアコン完全分解洗浄は、専門知識と技術を持つプロのスタッフが行うため、安心してご依頼ください。

おそうじ本舗「大崎店」の特徴

おそうじ本舗「大崎店」は、掃除の技術や実績を競い合う、おそうじ本舗フランチャイズ全国大会で2年連続最優秀賞を受賞しています。
お客様の掃除に対する悩みに対して真摯に手助けし、お客様のニーズに合せたサービス提供を心がけていることが、この輝かしい受賞へと繋がりました。
清潔感と丁寧な対応を心がけ、お客様のことを第一に考えられる店舗として、高く評価されています。
大崎店では、エアコンクリーニング以外にも、家の中の清掃にかかわるサービスをすべて導入しています。
お客様のご自宅へ伺って清掃をするのはもちろん、電話による相談だけでも大歓迎です。
おそうじ本舗大崎店は、スタッフの対応力や技術力の高さにも定評がありますので、分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

まとめ

電気料金を大手7社が一斉値上げを発表した今、エアコンにかかる電気代を以下に抑えるかが重要になっています。
設定温度や湿度などの調整に気を付け、定期的なエアコンクリーニングを行うことで効果的に節電を行い、物価高時代を乗り切りましょう。